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zoom RSS ベトナム縦断!遺跡と飲みテツの旅(10)−ホーチミン市内観光〜戦争証跡博物館

<<   作成日時 : 2017/02/25 23:38   >>

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〈2017年2月19日(日)〉
昨日ポー・ロメまで行ってきたので、今日はとくに予定を入れず、お昼ちかくまでホテルでゆっくりとすることにしました。

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とはいえ7時半には起きて、朝食をたべに外に出ました。
道ばたの屋台でフォーを食べます。

ここのフォーは短くちぎれた麺で、かまぼこのような具がはいっています。
フォーもその店、店によってちがいますね。
わずか1万5千ドン(約75円)の安さでした。

12時ちょっと前、ホテルをチェックアウトし、タップ・チャム駅に向かいます。
フロントでタクシーを呼んでもらったら、きのうポー・ロメに行ったときと同じ運転手さんでした。


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タップ・チャム駅です。

駅に着いてからも、まだだいぶ時間があり、駅前の食堂でフォーを食べました。
今回はきしめんのような太めのめんでした。
この食事が、けっきょく今回の旅のラスト・フォーになりました。


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やがてタップ・チャム駅に列車がやってきます。

ふつうの座席の切符がとれず、昼間にもかかわらず寝台席でした。
列車に揺られること6時間。

2段寝台の2階はいがいとスペースがあり、座っていても頭がつかえませんでした。
ビールを飲み、本を読んだりして時をすごしました。


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やがて列車はサイゴン(ホーチミン)駅に到着。
9日間でベトナムを列車で縦断するというミッション、これで達成です。


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今日の宿、ブリリアント・サイゴン・ホテル。
最終日ということで、この宿は出発前にネットで予約してありました。

3500円の部屋ですので、今回の旅ではいちばんいい部屋になります。
しかしスタッフの対応は、初日のハノイ・シック・ホテルにくらべるとイマイチでした。
ハノイのほうが、総合的にいい宿だったと思います。

夕食をとりに、ホーチミンの町へとくりだします。
ちょうど若い女性が客引きをしているレストランに、生春巻きがあるとのことでした。
今回の旅で、まだ生春巻きを食べてませんでしたので、ここに入ることにしました。


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まずはサイゴン・ビールでカンパイ。
サイゴン(ホーチミン)で飲むサイゴン・ビール、格別です。


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やがて生春巻きもやってきました。
こちらのは日本のベトナム料理店で食べるようなお上品なものではなく、がっつりとボリュームがありました。

明日の深夜には日本行きの飛行機に乗っているのだということが、ちょっと信じられません。
本当にあっというまでした。
いずれにせよ、さいごに生春巻きが食べられてよかったです。



〈2017年2月20日(月)(その1)〉
この日は深夜に日本に向けて飛び立つのですが、それまで時間があるので、ホーチミン市内の博物館などを見てすごすことにしました。
まずはホテルでバイキングの朝食。

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朝食は宿泊代に含まれています。
まん中が問題のバイン・ミー(ベトナム風サンドイッチ)。
一見普通のサンドイッチですが、パクチーが挟まれているので、パクチー苦手の人は辛いみたいです。
僕はおいしくいただきました。

朝食後、ホテルに荷物を置き、ホーチミンの町へくりだします。

まずさいしょにおとずれたのが、戦争証跡博物館です。
今回の旅では、チャンパの遺跡はいくつか訪れたものの、ベトナム戦争の戦跡をめぐることはできませんでした。
この博物館で、まとめてベトナム戦争のことについて知ろうというわけです。

博物館の敷地に入るとすぐ、アメリカ軍からぶんどった戦車や戦闘機が、いくつも展示してあるのが目にとびこんできます。


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M48パットン戦車。


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M41。


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CH47ヘリコプター。


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A1スカイレーダー攻撃機。


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F5戦闘機。

しかしこうやって写真を載せて、
「戦車カッコいい」で終わってしまっては、平和をひょうぼうする当ブログとしては片手落ちです。
この博物館では、戦争の悲惨な実態についての展示もされています。
建物の内部に足を踏みいれると、雰囲気は一変します。

なかでも、枯葉剤のもたらした悲劇については、多くのスペースが割かれています。
猛毒のダイオキシンを含む枯葉剤が大量に散布された結果、多くのベトナム農民が癌や奇形児の誕生などの惨禍になやまされることになります。
枯葉剤はベトナム人ばかりではなく、散布した側のアメリカ兵や、アメリカの友軍として参加していた韓国兵にも、深刻な被害をもたらしました。

また、集団的自衛権にもとづいて参戦した韓国軍は、ベトナム農民に対して残虐行為をはたらいたとの疑惑ももたれています。
集団的自衛権の容認に舵をきった日本にとっても、人ごとではありません。

これからは日本もアメリカの戦争に巻きこまれ、多くの戦死者を出し、また期せずして敵対する勢力に残虐行為を働く可能性が、ないとはいえません。
容認に賛成した人たちは、そこまで深く考えて行動したでしょうか。


博物館にはまた、ベトナム戦争に従軍したジャーナリスト/フォトグラファーについて特集したコーナーもあります。

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カンボジアでの取材中に命を落としたカメラマン、一ノ瀬泰造さんのカメラの写真。


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戦場で命を落としたジャーナリストの写真が、ずらりとならびます。
右上端が一ノ瀬泰造さん。


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カメラマン石川文洋さんのコーナー。


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石川さんの著書。

ほかに枯葉剤についての告発をつづけるカメラマン、中村梧郎さんのコーナーもありました。

このように、多くの日本人カメラマン/ジャーナリストがベトナム戦争とかかわっています。


この日はこのあと、ホーチミン市博物館と統一会堂を見学しました。
(その2に続きます)




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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
ベトナム縦断の旅、充実した旅だったようですね。レポートからそれが伝わってきます。ハノイとホーチミンとハロン湾くらいしか知りませんでしたが、やはり奥深い文化と歴史をもった国ですね。
そしてベトナム戦争の記憶もしっかりと残しているのですね。見応えがあったと思います。
ミクミティ
2017/02/26 22:21
ミクミティさん、こんばんは。
本当に充実していました。
僕もチャンパ遺跡はミーソンぐらいしか知らなかったのですが、他の遺跡も訪れることができてよかったです。
こうした戦争博物館ばかりでなく、ベトナムでは普通の歴史博物館でも必ずベトナム戦争や抗仏戦争の展示があって、歴史を忘れまいとの執念が感じられました。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/02/26 22:44
いつも思うんですが、
家ニスタさんの旅は、BSの
旅番組にぴったりですね。
列車を利用し、9日間でベトナム縦断。
地元の食事を楽しみ、遺跡で美女と出会う。
どこかの放送局に企画を持ち込んでは
いかがでしょう。それはそうと、
ベトナムと聞くと、私の世代などは、
それだけで胸が痛むし、『風に吹かれて』を
始めとする反戦フォークの数々が、
聞こえて来る気がします。今、米軍が
世界のどこかで戦争を始めたら、
日本は「過ち」の手伝いをするんでしょうか。
鈍感な今の世の風潮が気掛りです。
yasuhiko
2017/03/04 10:59
yasuhikoさん、こんばんは。
BSの旅番組、いつかそんな話が来たらいいですねえ。
次にアメリカがどこかで戦争を始めたら、日本はほぼ間違いなく巻きこまれるでしょう。
多くの人は、集団的自衛権なんて人ごとと思っていますが、もっとよく考えたほうがいいかもしれません。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/03/06 23:08
旅でフォーを沢山食べられましたね
生春巻も美味しそうです
たまに作りますよ

戦争のことは忘れてはいけないです
そして過ちを繰り返さないようにしないといけませんね

集団的自衛権は難しい問題だと思います
救助活動、人道支援で自衛隊の方たちが行かれて一般の人の役に立ち感謝されてるのも事実ですから。。。
とまる
2017/03/09 10:43
とまるさん、こんばんは。
救助活動、人道支援と集団的自衛権とは、なんの関係もありません。
集団的自衛権を認めなくても、救助活動、人道支援を自衛隊がすることに問題はありません。
ベトナム戦争での韓国軍は、集団的自衛権を行使し、米軍の友軍として、“参戦”したんです。
集団的自衛権を容認した以上、日本もそうなる可能性があるということです。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/03/10 22:44

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