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zoom RSS 『タイ』展を見てきました

<<   作成日時 : 2017/07/20 23:38   >>

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開催中の『タイ〜仏の国の輝き』展を見るため、上野の東京国立博物館へ行ってまいりました。

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僕はタイには2度ほど行ったことがありますし、アユタヤやスコータイといった代表的な仏教遺跡も訪れていますが、かの国の歴史について体系的に理解できているかというと、ちょっとあやしいところがあります。
タイのさまざまな時代の仏教美術に焦点をあてた今回の展覧会は、その歴史を体系的に知るチャンスと思い、行ってくることにしました。


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上野公園に看板がたっています。


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東京国立博物館です。

展覧会は僕の期待どおり、タイ族が最初の国家を建設する以前、モン族の文化が栄えた時代から、歴史を追っていきます。
僕が特に注目したのは謎の多いドヴァーラヴァティ文化です。

タイ中央部に栄えたモン人の国、ドヴァーラヴァティは、文字記録が残っていないためにその実態はよくわかっていないのですが、法輪をはじめとする印象的な仏教芸術を残したことで知られます。
僕もバンコクの博物館で巨大な法輪を見たときには、
「なんだかわからんがスゴいな」
という感想を持ったのでしたが、今回の展覧会でドヴァーラヴァティがタイ文化の源流ともいうべき貴重な文化であることがよく理解できました。

その後タイにはカンボジアのアンコール朝の影響を受けた文化を経て、タイ人による初の国家、スコータイ朝が興ります。
展覧会では、スコータイとその後継者であるアユタヤ朝の、仏像をはじめとした仏教美術が数多く展示され、両王朝の輝かしい歴史が実感できるようになっています。

また、この展覧会では日本とタイのつながりにも、スポットライトが当てられています。
戦国から江戸時代初期へと時代が移り変わるころ、日本からタイへ多くの人が渡っているようです。
有名な山田長政以外にも、そうした人たちがいたのですね。


展覧会は基本的に撮影禁止でしたが、終わりのほう、仏像の写真の前で記念撮影ができるようになっています。
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展覧会が撮影禁止だったため、おなじ博物館内の東洋館で、関連する展示品の写真を撮ってきました。

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ラーンナータイもしくはスコータイの仏頭。


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こちらはアユタヤ朝のもの。
王がかぶるような冠をかぶっています。
王が仏と一体となった、という表現でしょうね。


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こちらはスコータイ時代の仏像。


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こちらはタイのものではないのですが、クメール朝の仏陀座像。
ナーガ(蛇神)上のブッダ、というモチーフは、タイでもよく見られるものです。


今回の展覧会は、バンコク国立博物館などから一級品をもってきており、タイの仏教と歴史の流れを一覧できるという点で、貴重な機会になっていると思います。
タイに興味のある人、行ったことのある人、これから行こうと思っている人は、ぜひ行ってご覧になってほしいと思います。



観覧日:2017年7月7日(金)




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
タイは 小学生の社会科の自由研究で初めて調べた外国でした

のどかな農村の暮らしが印象的でした

そして 年を経て 次男が高校生の時 クラスの女子の友達が タイからの留学生で 3年間在籍していたので タイの今を知るきっかけになりました

1度は行ってみたいのですが 行けるかな〜?
メミコ
2017/07/21 13:55
東博のタイ展に行かれたんですか。
「ドヴァーラヴァティ文化」というのは、
初めて聞きましたが、国家成立以前の
歴史も学べるのはいいですね。
東博には、撮影できる通常展を、近々
観に行こうかなと思いました。
yasuhiko
2017/07/21 21:32
メミコさん、こんばんは。
タイは東南アジアの中でも、比較的旅行しやすい国のひとつだと思います。
飛行機でも6〜7時間で着くし、ぜひ行ってこられたらいいと思います。
ただ、最近タイの人が観光ずれしすぎてきて、ちょっと残念な感じがするのも事実。
バンコクを外して、ちょっと田舎を旅行されたほうがいいかもしれませんね。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/07/21 22:41
yasuhikoさん、こんばんは。
ドヴァーラヴァティが国家であるかどうかは微妙な問題ですが、タイ人による国家以前の文化として、貴重なものであると思います。
東博は現在特別展以外はほとんど撮影可能ですもんね。
東洋館では特別展に関係のあるタイの仏像なども撮り放題ですし、ぜひ行ってこられたらいいと思います。
yasuhikoさんの独自の視点で撮った写真がどのようになるか、楽しみです。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/07/21 22:45

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