旅と遺跡とセルベッサ

アクセスカウンタ

zoom RSS チリ、ペルー紀行(14)−トルヒーヨ〜チャンチャン遺跡

<<   作成日時 : 2017/09/16 22:55   >>

ナイス ブログ気持玉 28 / トラックバック 0 / コメント 6

〈2017年9月1日(金)〉
今日は夜行バスでリマへと向かう日です。
それまで時間があるので、トルヒーヨ市内を観光することにします。
まずは宿からもほど近い、考古学・人類学・歴史学博物館へ向かいます。


画像
街中にある博物館。


画像
モチェ以前にペルー北海岸にさかえた、ガジナソ文化の土器。
素朴な味わいで、僕は好きです。


画像
当ブログではおなじみ、紀元前後から800年ごろにかけて栄えたモチェ文化の土器。
ジャガイモのモンスターみたい。


画像
モチェの王は、こうしたカップに捕虜の生き血をいれて飲んだようです。


画像
モチェのあとに北海岸にさかえたチムーの土器。

さすがに北海岸にある博物館だけあって、モチェ、チムー関係の展示は充実していました。
それほど大規模ではないですが、見ごたえのある博物館ですので、トルヒーヨへお越しのさいはぜひお立ち寄りください。


画像
昼食は、またまたアルマス広場ちかくの中華料理屋で。
豚肉のチャーハン、すごいボリュームです。

午後はタクシーに乗り、市内から少々離れたチャンチャン遺跡をめざしました。


画像
タクシーで15分ほど、チャンチャン遺跡の入口に到着。


画像
むやみと広大な遺跡です。


画像
アドベ(日干しレンガ)を積み重ねた壁は、さまざまな文様のレリーフでかざられています。


画像
魚とペリカンの文様。


画像
網目もようも。

チャンチャンはインカ以前にペルー北海岸にさかえた、チムー王国の首都。
月をあがめ、金銀細工の才に長けていたこの王国は、北におけるインカのライバルとも目されましたが、伝承によればインカ王トゥパック・インカにより1470年代に滅ぼされました。
このさいインカ軍は正面の南側からではなく、背後の北側からチムーを攻めたとされていますが、定かではありません。

広大なチャンチャンには9つのシウダデーラ(宮殿)の跡があり、これはそのままチムーの9代の王に相当すると考えられます。
クスコのところで、歴代インカ王は前王の遺産を継承することができず、新王が自分の領地を開発しなければならなかった、と書きましたが、チムーでもこのシステムがとられていたようです。
そのため、諸代の王は前王の宮殿を継承することができず、それぞれが新しい宮殿を築いたのです。



画像
このチャンチャンも世界遺産なのですが、マチュピチュなどとくらべると、知名度では遠くおよびません。
僕が前回ここを訪れたのは1999年なので、18年ぶりの訪問となります。


画像
遺跡の前にいた子ネコ。

遺跡の前で帰りのタクシーを探していると、
「タクシー?」といって声をかけられました。
見れば、タクシーのマークも何もないオンボロ車です。

大丈夫か? と思いましたが、悪い人ではなさそうなので乗ることにしました。
そもそもその車のほかにタクシーはいません。
車に乗りこむと、オヤジが盛んにツアーをすすめてきます。
チャンチャン博物館→ドラゴンのワカ→エメラルドのワカ→カシネリ博物館、
とまわって60ソルだそうです。

「高い!」といってしばらく粘ると、40ソル(1300円?)まで下がりました。
まあ、これくらいの値段ならいいでしょう。
まずはチャンチャン博物館に向かいます。

チャンチャンの付属施設のようでありながら、すこし離れたところにあるこの博物館、小ぢんまりとはしていますが、それなりに興味ぶかい展示品もありました。


画像
モチェの土器。


画像
ガジナソ。


画像
チムーの木製の人形です。


画像
入口に寝そべっていた犬。
門番でしょうか。


続いて向かったのが、ドラゴンのワカ
チャンチャンと同時期の建物で、やはり精緻なレリーフで知られます。

画像
屋根をかけてレリーフを保護しています。
18年前に僕が訪れたときには、屋根はありませんでした。


画像
精緻なレリーフで壁がかざられています。


次に向かったのは、エメラルドのワカ

画像
やはり屋根がかけられている。


画像
こちらの壁もレリーフでうめつくされています。

最後にカシネリ博物館に寄ろうと思ったのですが、もう倒産してしまったようで、その場所に行ったら廃墟しかありませんでした。
2014年版の『地球の歩き方』には載っているんですけれど・・・。

タクシーのマークもないモグリのタクシー、どこかへ連れていかれて、身ぐるみはがされたらどうしよう、と思ったのですが、乗ってみたら運転手もいい人で、結果的にはよかったです。


チャンチャン周辺ミニ・ツアーから戻り、夕食をとりにアルマス広場ちかくのレストランへ出かけました。
入ったのは、レストラン・デマルコです。

やや高そうなこのレストランに入ったのは、セビッチェが食べたかったから。
セビッチェは魚などの海産物を軽い酢漬けにしたもので、ペルーのカルパッチョもしくはマリネといった感じの料理。
半分生の魚を食べるので、ちゃんとしたレストランで食べないと腹をこわします。


画像
まずは地元のビール、トルヒーヨでカンパイ。


画像
これがセビッチェだ!
さすがに港町、トルヒーヨだけあって、新鮮な魚介類を使ったセビッチェは本当においしいです。
これで今回の旅では、ペルーの名物をだいたい食べたことになるんじゃないでしょうか。


画像
ハウス・ワインも飲みました。
チリ産でしたが(笑)。


画像
レストラン・デマルコ店内。
地元の上品な高齢の方が多い感じでした。

夜10時過ぎ、バス会社クルース・デル・スルのターミナルから、この旅の最終目的地、リマへ向かうバスに乗りました。
いよいよ旅も終わりに近づいてきました。




地球の歩き方(B 23(2016?2017年) ペルー [ ダイヤモンド・ビッグ社 ]
楽天ブックス
ペルー ダイヤモンド・ビッグ社 ダイヤモンド・ビッグ社 ダイヤモンド社BKSCPN_【中南米】 チキ


楽天市場 by 地球の歩き方(B 23(2016?2017年) ペルー [ ダイヤモンド・ビッグ社 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 28
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
かわいい かわいい かわいい
驚いた 驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
白タクも良い時がありますよね。
私も中国の瀋陽で助かりました。しかもイケメンだったので、運が良いです
現実逃避な旅人
2017/09/18 23:31
現実逃避な旅人さん、こんばんは。
はい、白タクのおかげで助かりました。
これがなければ、チャンチャン周辺の遺跡へのミニツアーにも、行けませんでした。
しかしペルーでは、白タクに乗って知らないところへ連れていかれ、身ぐるみはがされた、なんて話も聞くので、気をつけなきゃいけません。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/09/18 23:39
レリーフや土器。。。面白いです
沢山見れていいですね

猫ちゃんが、とっても可愛いです♡

レストランも良い感じです
海老の料理も美味しそうですね♪
とまる
2017/10/02 14:36
とまるさん、こんばんは。
子ネコ、本当にかわいいですよね。
海老の料理・・・えー、セビッチェのことでしょうか?
セビッチェは海老のほかに、白身魚や貝などが入っており、海産物なんでも、といった料理です。
海岸で新鮮なものを食べると、本当においしいですよ。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/10/04 01:36
中南米の印象ですが、太陽を信仰していた印象がありますが、チムーは月信仰になるんですか@@
月と太陽では正反対 ライバルの要因はそういう所かっらですかねえ・・それではなかなか相いれない仲になっちゃいそうです。
つとつと
2017/10/08 17:15
つとつとさん、こんばんは。
おっしゃる通り、インカは太陽信仰です。
チムーでは月をあがめており、たしかにこれがライバル関係の遠因になったかもしれません。
ただ、インカは占領した土地の信仰をまるっきり否定することはなかったので、おそらく北海岸でも月信仰は生き続けたと思います。
その場合、もちろん月に優越する神として、太陽の神殿を築かせただろうとは思いますが。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/10/08 23:16

コメントする help

ニックネーム
本 文
チリ、ペルー紀行(14)−トルヒーヨ〜チャンチャン遺跡 旅と遺跡とセルベッサ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる