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zoom RSS ゲッツェル&N響の『新世界』を聴いてきました

<<   作成日時 : 2018/01/08 23:36   >>

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岡山&山陰旅行記の途中ではありますが、サッシャ・ゲッツェル指揮NHK交響楽団による、ドヴォルザーク交響曲第9番『新世界から』を聴くため、渋谷のオーチャードホールへ行ってまいりました。

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メインの『新世界』のほかに、新年らしいワルツやポルカ、名花森麻季さんのうたうアリアなど、もりだくさんのニューイヤー・コンサート。
僕は森麻季さんの大ファンでもありますので、この新年にふさわしいプログラムに行ってくることにしました。

僕は『新世界』のCDを2枚もっています。
カラヤン&ベルリン・フィルによる1977年の録音、
ノイマン&チェコ・フィルによる1981年の録音、
の2枚です。

例によって予習としてこの2枚を聴きこんでまいりました。
カラヤンはいつものとおりゴージャスに“盛って盛って”という演奏なのに対して、ノイマンは民族学派的な素朴さを強調した演奏。
個人的な好みをいえば、圧倒的にノイマンです。

たぶん全交響曲の中の人気曲ベスト3に入る『新世界』ですが、“お子様ランチ”とまではいきませんが、クラシック初心者が好きな曲、というイメージがあるのも事実。
じっさい、僕も中学時代にはこの曲がフェイバリットでした。
その後マーラーやブルックナーの曲の奥深さを知るにつれ、ドヴォルザークからはすっかり離れてしまいましたが、今日のゲッツェルはそうした“初心者向け”といったイメージをくつがえす演奏をしてくれるでしょうか。


開演時間の15時半をすこし過ぎて、オケとゲッツェルが入場。
ヨハン・シュトラウスU世の『こうもり序曲』で“音楽の新年会”がスタート。

2曲めのワルツ『春の声』から森麻季さんが登場。
さすが森さん、入ってくると同時にステージ上に大輪の花が咲いたような華やかさ。
オーラすごいんですけど。

四十代なかばになってもまったくおとろえない美貌、パーフェクトなスタイル、もちろん歌手としてのすばらしい技巧と美声、とどこをどうとっても“完ぺきなオペラ歌手”の森さん。
新春をかざるのに、これ以上ふさわしい人がいるでしょうか。

そこから1曲おきに、『おお、身軽なつばめよ』『恋の炎』といったオペラからのアリアで美声を披露した森さん。
新春らしい華やかな気分になり、僕も本当に来てよかったと思いました。
やはりJ・シュトラウスU世のポルカ『雷鳴と電光』で前半が終了し、休憩にはいります。


休憩後、ふたたびオケとゲッツェルがあらわれ、メインの『新世界から』がはじまります。
ミステリアスな出だしは何かのはじまりを告げるよう。
やがて曲はさいしょの盛りあがりを見せます。
第1楽章から、惜しみなくキャッチ―なメロディーがぽんぽんとあらわれるのが、この曲の魅力。

つづく第2楽章はゆったりとした緩徐楽章ですが、この楽章のうたうようなメロディーが“歌謡曲すぎる”のが、僕がしばらくこの曲からはなれていた一因でもあります。
しかしゲッツェルはあまり感傷に流れずにこの楽章を処理し、好感がもてます。

3楽章のスケルツォは一転して緊迫感に満ちた楽章。
この曲のクライマックスのひとつといえ、僕の好きな部分でもあります。
3楽章の終わりから、間髪をいれずに4楽章になだれこみます。
この曲でいちばん盛りあがる部分。

やや親しみやすすぎるメロディーではありますが、ゲッツェは大きな身ぶりでオケを引っぱっていき、疾走感のある音楽に仕立てています。
やがて怒とうのクライマックスへ。
期待をうらぎらない、感動のラスト。

いやー、やっぱりこの曲は、ライブで盛りあがりますねー。
初心者向け、なんていってすいませんでした。
これからはガシガシ聴いていきたいと思います。

超人気曲の『新世界』と森さんの美声が聴け、ひと粒で二度おいしかった今日のプログラム。
まさに新年にふさわしい内容でした。
また、はじめてクラシックのコンサートでオーチャードに来れたのも、うれしかったです。
(これまではロックばかり)

また、どこかのコンサート・ホールへ行ったらレポートします。
それでは!

〈観覧日:2017年1月7日(日)〉




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
今年も ブログを楽しませていただきます
よろしくお願いします

森麻季さんは スタンドアローンで知り始めました

昨年は 自分の住んでいる地域の文化会館での新春公演もありました

わたしは 鮫島由美子さんや佐藤しのぶさん世代ですが 今や 森さんの時代ですね
女性もあこがれる 別嬪さんですね
メミコ
2018/01/09 13:54
メミコさん、今年もよろしくお願いします。
母が鮫島由美子さんや佐藤しのぶさんが好きで、よくCDで聴いていました。
森さん派の僕とはいまいち合いませんでしたが。
森さんももうベテランの域に入ってらっしゃいますね。
ですが今でも、別次元できれいな方です。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2018/01/09 23:15

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