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zoom RSS 『プーシキン美術館展』に行ってきました

<<   作成日時 : 2018/06/01 23:19   >>

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開催中の『プーシキン美術館展−旅するフランス絵画』を見るため、上野の東京都美術館へ行ってまいりました。

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「プーシキン美術館」とは、はじめて聞く名前ですが、モスクワにある美術館で、フランス絵画とりわけ印象派の絵画のコレクションが充実しているそう。
そういえば、ドストエフスキーやトルストイの小説で、上流階級の人が気どってフランス語を使っている場面などが出てきますが、ロシアの人にとってフランスへのあこがれって、昔から強いものなんですね。

このBLOGで何度も何度も(笑)書いてますが、印象派には少々食傷気味の僕。
今回も行かなくていいかなあ、と思っていたんですが、美術展のHPを見ていたら、ルソーの絵があまりにすばらしかったので、一点張りで行ってくることにしました。


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上野駅をおりて、東京都美術館方面へ向かうと、美術展の看板がたっていました。


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美術館の建物にも、プーシキン美術館展のおおきなポスター。


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鏡のような、球状のオブジェが有名ですが、ちがうオブジェもあります。

入口でチケットを買い求め、中へと入ります。
混んでるかなあ、と心配だったのですが、見るのに難儀する、というほどの混みようではなかったので、よかったです。

展覧会は、まず「近代風景画の源流」として、ヨーロッパにおいて風景画というものが誕生する前後の流れを追っていきます。
かつては絵画といえば宗教画で、風景はあくまで背景として描かれるものでした。
それが、しだいに風景そのものが主役の絵画が登場してきます。


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ユベール・ロベール『水に囲まれた神殿』。
(おみやげの絵はがきをスキャンしたもの)
イタリアにある、ギリシア・ローマ時代の遺跡パエストゥムをえがいたものですが、じっさいよりも海に近く、より崩壊した姿でえがかれているそうです。

ちなみに僕は2015年4月のイタリア旅行のさい、パエストゥムの遺跡に行くことを試みましたが、列車のドアがあかず、断念したことがあります。
(^^;)


展覧会はメインの印象派のコーナーへと入っていきます。

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ルノワール『ムーラン・ド・ラ・ギャレット』。
ルノワールの裸婦像などは、デブデブしていてあまり好きではないのですが、こうした何気ない日常をとらえた作品には、すばらしいものがあります。

ほかにもモネやシスレー、ピサロなど、さすが印象派に力を入れているだけあって、多くの優品が来ていました。


さらにポスト印象派と呼ばれる一連の画家を経て、現代絵画へと入っていきます。

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ルソー『馬を襲うジャガー』。
これが僕が今回いちばん見たかった、目玉の作品。

ルソーは実は外国に行ったことがなく、パリの植物園や動物園、図鑑や雑誌などで調べて、エキゾチシズムあふれるこの風景を描きあげたそうです。
これだけ丹念に描きこまれているのに、なんとなく現実感がないのは、そのせいでしょうか。
でもすばらしい傑作と思います。


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ゴーギャン『マタモエ、孔雀のいる風景』。
こちらは本当にタヒチに移住してしまった、ゴーギャンの描いたタヒチの風景。

でもこちらもなんとなく、現実感がない・・・。
なんだか夢の風景のようです。


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ドラン『港に並ぶヨット』。
フォーヴィズム誕生の1905年に発表された、記念すべき作品。
あざやかな色彩が、いかにもフォーヴィズムといった感じ。


今回の展覧会、あくまで中心は印象派ですが、それ以外の絵画も充実していますので、印象派のファン以外が見ても楽しめると思います。
会期が7月8日までですので、まだ間がありますね。
今回は早めにご紹介できてよかったです。
それでは!





〈観覧日:2018年5月18日(金)〉



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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
「馬を襲うジャガー」ユニークな作品ですね
馬の表情が。。。目が点って感じ(笑)
良いと思います♪
とまる
2018/06/01 23:37
ルソーの絵が、大きなポスターに
なっていて、建物と一体になった風景が、
それこそ絵になってますね。
イニエスタについて少し熱く語ったので、
(まだまだ全然語り足りませんが)
こちらの記事はこれくらいで…。
yasuhiko
2018/06/01 23:59
ロシアの国民的な詩人、プーシキンの名を付けた美術館、モスクワの代表的な美術館です。昔行ったことがあって懐かしさを感じます。
私もしばらく印象派の絵画を遠ざけていましたが、そろそろまた見たいなと思い始めました。やはり心地いいですからね。その中で、ルソーの絵は独特のダイナミズムがありますよね。非現実的ですが今でも新鮮な魅力を感じます。
ミクミティ
2018/06/02 00:34
とまるさん、こんにちは。
ルソー、良いでしょう。
まさに目が点ですね(笑)。
残酷なシーンを描いているはずなのに、切迫感がないし、なんだかユーモラスですよね。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2018/06/02 16:58
yasuhikoさん、こんにちは。
そうなんです、ルソーの絵が建物の装飾のようになっていて、これ自体立派な展示品のようです。
イニエスタについては、また今度あらためて語り合いましょう。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2018/06/02 17:00
ミクミティさん、こんにちは。
なるほど、詩人のプーシキンの名を冠した美術館だったのですね。
モスクワのプーシキン美術館に行かれたことがあるとは、すごいです。
僕はロシアはまだ未踏の地なので・・・。
僕もしばらく印象派から離れていて、この前パリのオルセーで久しぶりに見たら、やはり良いなとちょっと思いました。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2018/06/02 17:03
こんにちは
有名どころが勢ぞろいですね!
私は 印象派好きです♪♪
おとめ
2018/06/04 12:48
おとめさん、こんばんは。
うーん、やっぱり印象派はちょっと飽きちゃったんですよね・・・。
だって日本の美術展って、「印象派」「印象派」「印象派」じゃないですか。
○○のひとつ覚えみたいに・・・。
でも、この前フランスに行ったときに、ちょっと見直したんですけどね。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2018/06/04 23:45
ヨーロッパでは、宗教画の背景にしかすぎなかった風景が、主役になっていったんですね!!

私もルソーの絵好きです!この一枚も初めてみましたが、やっぱりすばらしいです!
ゴーギャンの絵も独特の色合いでいいですね!
わらび
2018/06/05 11:02
わらびさん、こんばんは。
今回の展覧会で、あくまで宗教画のわき役としての風景から、主役としての風景までの流れが、よくわかりました。
今回のルソーの絵は、本当に傑作だと思います。
ゴーギャンもすばらしいですね。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2018/06/05 23:02

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