世界の遺跡-中米編(4)メキシコ~エル・タヒン、ラ・ベンタ

今日は、メキシコ湾岸に位置するいくつかの遺跡をご紹介します。
メキシコ湾岸はオルメカ文化、トトナカ文化、ワステカ文化など、多くの特色ある文化が栄えた地域です。

まずは、ポサ・リカ市から17キロのところにあるこの遺跡から。

世界の遺跡FILE.NO54 エル・タヒン
1992年の訪問。

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ご覧の壁がんのピラミッドがこの遺跡のシンボルですが、他にも数多くの建造物があります。


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エル・タヒンはトトナカ文化の中心遺跡です。
トトナカ文化といえば、人を小ばかにしたような笑顔が特徴の笑う人の土偶で有名です。
この土偶はメキシコ市の人類学博物館でも、ハラパ市の博物館でも見ることができます。

写真はあったかいな・・・と。おっと、あった!
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ね、ばかにしてるでしょう?
この写真は2010年の旅行のときに、メキシコシティの博物館で撮ったものです。


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さて1992年の写真にもどりまして・・・。
中央上に写っているのがタヒン神と呼ばれる神像です。


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92年の訪問時には、がんがんに発掘している最中でした。

このエル・タヒン遺跡も、世界遺産となっています。
メキシコでは世界遺産が乱発されちゃってる感じですが、世界遺産って指定されやすい国と、指定されにくい国の差がはげしい気がしますが、じっさいのところはどうなんでしょう?


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復元中の建物も。
今ごろは、さぞ復元が進んでいるでしょうね。
残念ながら、92年以来この遺跡には行っていません。
(2010年も時間がなくて行けなかった)

この遺跡に行くには、ポサ・リカ市からも行けますが、パパントラという小さな町が一番ちかく、町の雰囲気もいいので基地に最適です。
ポサ・リカは油田の町で、なんだか味気ないところでした。

2010年の地球の歩き方には、パパントラからタヒンまで直通バスが出ていると書いてありますが、僕の行ったころには直通はなく、チョテという町で乗りかえて行った記憶があります。




続きまして、ビジャエルモサ市から128キロ西にある、オルメカ文明中期の中心遺跡に行きましょう。

世界の遺跡FILE.NO55 ラ・ベンタ
こちらも1992年の訪問。

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まさに熱帯雨林、といった感じのジャングルのなかに、土のマウンドがいくつも並んでいます。


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こちらがラ・ベンタ遺跡最大のピラミッド。
ただのの山じゃん、とか言わないようにしてください。
たいへん貴重なものです。

オルメカ文化の中心地は、サン・ロレンソラ・ベンタトレス・サポテスと移っていきますが、このうちラ・ベンタは紀元前900年~前400年という、オルメカ文明もっとも華やかなりしころに栄えた都市です。

オルメカがその後のメソアメリカ各地の文化に与えた影響はたいへん大きく、メソアメリカの母なる文化といわれています。


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まあ、絵づらだけ見ると、地味っちゃ地味ですが・・・。


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遺跡の横にあるちいさな博物館と、巨石人頭像
ただし、現地にあるこうした石像はほとんどがレプリカで、ホンモノの多くはビジャエルモッサ市内にある“ラ・ベンタ遺跡公園”にあります。
このあたりややこしいですが、ラ・ベンタ遺跡公園、とはラ・ベンタ遺跡のことではないのでご注意を。





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この記事へのコメント

hokuleastar
2011年09月24日 02:44
エルタヒンのような形に惹かれます。行って見たいです
家ニスタ
2011年09月24日 23:29
hokuleastarさんこんばんは。
タヒンはあまり知名度の高いところではないですが、たいへん見ごたえのある大遺跡でオススメです。
ところでエク・バラムに行ってこられたのですね。
エク・バラム遺跡はまだ見ていないので、ぜひ行ってきたいと思っています。
コメントありがとうございます!

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