三重、和歌山の旅(1)~桑名城、神戸城

皆さん、遅ればせながらあけましておめでとうございます!
本年も当ブログ、“旅セル”をどうぞよろしくお願いいたします。
m(_ _)m
年末から年始にかけて、和歌山、三重のお城をめぐる旅に出ておりまして、写真の整理やらなんやらで時間がかかり、けっきょく新年さいしょの更新がこんなに遅れてしまいました。
申しわけござらぬ。

ではさっそく、旅のレポートとまいりましょう。
〈2011年12月31日〉
朝の4時半の始発で地元を出発し、例によって青春18きっぷで、ゴトゴトと西をめざします。
それでも、12時半には伊勢は桑名に着いておりました。
早い(?)もんです。


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徒歩10分弱、桑名城跡に着きます。
本多忠勝像がお出むかえ。
この城は家康の命をうけた忠勝によって築かれました。


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城は幅のひろい水堀によって囲われています。
平城とはいえ、堅固なつくりです。


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城内にのこる辰巳櫓跡の櫓台。
おなじく櫓台が残る神戸櫓跡には、かつて神戸城の天守が櫓として移築されていたといいます。


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辰巳櫓跡には大砲の砲身がおかれていますが、この砲の由来はわからないのだとか。


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城内は公園として市民にしたしまれています。


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本丸跡には天守台らしきものも残ります。

さて、初代城主の本多忠勝をのぞきますと、この桑名城の城主でもっとも有名な人物といえば、幕末の松平定敬(さだあき)ではないでしょうか。
会津藩主松平容保(かたもり)の実弟である定敬は、京都守護職に任じられた兄とともに、京都所司代として活躍しますが、それゆえに悲劇にまきこまれてしまうのは、よく知られるところ。

官軍、賊軍というのも薩長の政治的駆け引きのうまさで決まってしまったことを思えば、容保、定敬兄弟が“賊軍”のレッテルを貼られてしまったことは、たまたまでしかありません。
運命とはじつに過酷なものであります。

ちなみに定敬があくまで旧幕府に忠義をつくし東北を転戦しているあいだに、おひざもとの桑名藩は先代当主の遺児をかつぎ、新政府に降伏してしまいます。
根なし草となったもとの藩主、定敬は箱館まで転々とします。
そのため会津のように桑名が戦火に焼かれることはなかったのですが・・・。
これを不幸中の幸いといえるかどうかは、うーん、どうなんでしょう。


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こちらは揖斐川ぞいに復元された蟠龍櫓
江戸時代には、東海道の渡しからよく見えたことから、この櫓が桑名城のシンボルとされていたそうです。


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城の周囲には、水堀ぞいの石垣がよく残っています。




引き続き、快速みえに乗って鈴鹿へとむかいます。
鈴鹿駅から徒歩10分たらずのところに、神戸城があります。

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神戸城の天守台です。
りっぱな石垣ですねー。

この城は織田信長の三男、神戸信孝の居城です。
神戸氏、北畠氏など有力な土豪に、次男、三男を次々に養子に送り込むあたり、信長がいかに伊勢を重視していたかがわかります。


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神戸城本丸の全景です。
周囲は公園となっています。


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石垣には巨石も見られます。

神戸城の規模は、かつては大きかったのでしょうが、残っている部分は小ぢんまりとしていて、1時間もかからずに見終わってしまいました。



ふたたび快速みえに乗り、次の目的地をめざします。

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鈴鹿駅にすべりこんでくる快速みえです。
夕闇がせまっています。
ほんと、この時期は日が暮れるのがはやいですね。


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予定より早く津に着いたので、津城をちらっと見ることができました。
といっても、すぐに日が暮れてしまいましたが・・・。

ところで、この津城をもちまして、僕の城めぐりも300城めをむかえることができました!
ありがとうございます、これも“旅セル”を応援してくださっている皆様
(いるのか?)
のおかげです。
いやー、感無量です。

この日は津泊まりでした。



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この記事へのコメント

ピラン猫
2012年01月09日 22:07
お帰りなさい。
300城踏破おめでとうございます。

初日の出、見られたのですね。
天気予報ではあまり期待できないように聞いていた津で写真のように見られたのなら、関東も見られたのかもしれませんね。

桑名城の九華公園と津城は行ったことがあります。
歩いて行けるには行けますが、少し遠く、バスもありますね。津城は津新町駅の方が近いかもしれません。
同じ三重県の伊賀上野城も、確か藤堂高虎の築城ですね。

続き楽しみにしております。
家ニスタ
2012年01月09日 23:29
ピラン猫さんこんばんは。
おかげさまで300城を達成することができました。
ありがとうございます。

津でも雲は多かったものの、意外とはっきりと初日の出を見ることができました。
ただ、関東では見られなかったように聞いています。

津新町駅というのは近鉄線でしょうか?
青春18きっぷでの旅でしたので最初から念頭にありませんでしたが、利用すればよかったかもしれません。
おっしゃるとおり、伊賀上野城も藤堂高虎の縄張で、高虎らしい豪壮な石垣が見られます。
いつもコメントありがとうございます。
(^^)
hokuleastar
2012年01月19日 01:12
300城、おめでとうございます。今年もブログ楽しみにしています!
家ニスタ
2012年01月19日 23:33
hokuleastarさんこんばんは。
しばらくは海外には行けそうにありませんが、国内旅行のレポートをがんばっていこうと思いますので、よろしくお願いします。
いつもコメントありがとございます。
m(_ _)m

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