飛騨への旅(3)~篠脇城、郡上八幡城

<3日め>
朝7時前に、関駅を出発します。

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関駅です。
なかなか雰囲気のいい木造駅舎ですね。


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反対側のホームに、こんな列車があらわれました。
“信長の野望”ラッピング列車です。


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車窓からの風景です。
長良川鉄道は、名前のとおり長良川ぞいをずっと走っていて、景色がいいです。

関から走ること1時間と少々。
徳永の駅につきます。
駅から東へ2キロほど行ったところに、篠脇城跡があります。

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篠脇城の入口です。
ここから30分ほどののぼりです。


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登山道はつづらおりのくねくねとした道になっているのですが、そのコーナー、コーナーには必ず石仏がたっています。


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しばらくのぼっていくと、正面にいきなり、畝状竪堀の跡が見えてきます。
写真ではちょっと伝わりづらいのが残念です。
(^^;)
こうした竪堀が、これでもか、というほどいくつも横につらなっています。
こんな城、見たことない!


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主郭です。
それなりの広さがありますが、実質上曲輪はこのひとつしかなく、単郭式の縄張といってもいいものです。
この主郭をほぼ全周する形で、先ほどの畝状竪堀がとりまいています。


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主郭にはちいさな祠がたっています。


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主郭をすこしくだったところに、井戸があります。
山城の生命線ですねー。


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ふもとは東氏館跡庭園となっており、池が復元されています。


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篠脇城の遠景です。

篠脇城は東(とう)氏の城です。
応仁2(1468)年、東氏村が城主であったこの城は、美濃守護代、斉藤妙椿の攻撃をうけて落城します。
氏村の弟であった東常縁は、落城を悲しんで歌を詠みます。
その歌に感銘を受けた妙椿は、なんと篠脇城を返還したそうです。

でもこれって、本当の話でしょうかねー?
歌に感動して城を返すなんてことが、ありうるでしょうか。
本人はよくても、家臣団がだまっちゃいないような気がしますが・・・。




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徳永駅に列車がやってきます。


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長良川鉄道をふたたび南下。
20分ほどで、郡上八幡駅につきます。

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郡上八幡駅です。
こちらもなかなかの木造駅舎。

ここで、前日はスキーをしていたという、友人のゴルド君とデルガド君と合流します。
ちなみにゴルド君は千葉、デルガド君は福岡からの参戦です。

帰りに乗る予定の列車まで、時間がかぎられているので、タクシーで郡上八幡城へと向かいます。


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郡上八幡城模擬天守です。
こちらはもともとなかった天守を、当時現存していた大垣城天守を参考にして、木造でたてられたものです。
木造の再建天守というと、最近たてられたリアルな復元天守(大洲、掛川など)を思いうかべてしまいますが、これは木造による模擬天守というめずらしいものです。
建てられたのが昭和9年といいますから、リアルなものでなければ建ててはいけない、という考えがなかったのは仕方のないことかもしれません。


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戦国の香りをただよわせる、野面のワイルドな石垣がのこっています。


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天守からの景色です。

永禄2(1559)年、遠藤盛数は東氏をほろぼし、八幡山城をきずきます。
天正16(1588)年、盛数の子慶隆が美濃小原に転封されたのち、稲葉貞通が城主となります。
関ヶ原の合戦時には、東軍についた遠藤慶隆は八幡城を攻め、その軍功によって戦後八幡城主に返り咲きます。





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郡上八幡の城下町にも、古い家並みがのこっています。
“うだつ”のあがる町並みですねー。


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2階の壁の両サイド、ぐんと前につきだした部分が、“うだつ”です。


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郡上八幡駅にもどってきました。


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郡上八幡駅の内部はちょっとした鉄道博物館になっています。
むかしは駅で小包を送ることができるシステムがあったそうでして、そのためのハカリがこれです。

1時発の長良川鉄道に乗り、ひとまず美濃太田をめざします。

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ふたたび車窓の景色です。
深いグリーンの川です。

美濃太田で乗りかえ、高山本線を北上。

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高山駅到着。
ようやく飛騨に入ってきました。
ここからはタイトルどおりの旅となります。


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夜の高山駅です。


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高山駅前の“酒菜”という店で、3人で飲みました。
写真は飛騨牛の串カツです。



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この記事へのコメント

2013年03月30日 17:32
八幡城天守は復元ではないのですか?もっとも、ケチな私は有料復元城には基本的に入らない主義です。勿論、例外はありました、熊本や名古屋とか?
家ニスタ
2013年03月31日 00:21
easy2luvさん、こんばんは。
八幡城天守は復元ではなく、もともとそこになかったものを建ててしまった模擬天守です。
しかし昭和9年建造と古く木造なので、今では文化財のような雰囲気をかもしだしています。

僕も現存天守ならいいのですが、模擬天守にまでお金を払ってのぼる必要はないかなあ、とも思うのですが、展望台としては重宝なのでたいてい登っていますね。
いつもコメントありがとうございます。

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