飛騨への旅(4)~松倉城、広瀬城

<4日目(その1)>
ようやくタイトルの通りに、飛騨の旅行記にはいります。
この日は朝からレンタカーを借りて、高山市周辺の山城、平城を見てまわることにしました。
レンタカー屋さんに聞いたら、もちろんスタッドレスが入っているとのことでしたので、多少の雪道でも安心して入っていくことができます。

まずめざしたのは松倉城です。
飛騨の里を横に見て、山道をのぼっていきます。
道には多少雪がのこっていましたが、これくらいならだいじょうぶだろう、と進んでいきました。

ところが・・・。
しばらく進んでいくと、道路いちめんを雪がおおう状態になってしまいました。
雪道に慣れた人なら問題ないのかもかもしれませんが、あいにくと雪国そだちではありません。
途中で車を置いて、ゴルド君とデルガド君と3人、徒歩で城跡をめざすことにしました。

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雪の残る車道をしばらくのぼっていくと、松倉城の入口が見えてきます。

ほんとうは城のかなり近くまで車で行けたようなのですが、まあ仕方ありません。

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しばらく行くと、豪壮な石垣が見えてきます。


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巨石を多用した石垣です。
こんな山の上まで石をはこぶのは、さぞ大変だったことでしょう。


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松倉城の二の丸です。
二の丸からは、北アルプスを一望にできます。


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北アルプスの風景なのですが・・・。
ぼんやりとかすんでしまって、なんだかよくわかりませんねー。
“心眼”で見てください。


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松倉城の本丸です。
こちらからのアルプスの展望もイイですよ。

戦国時代の飛騨は、北を姉小路氏、南を三木氏、神岡地方を江馬氏という三氏によって三分されていましたが、この松倉城は、そのうちの三木氏の三木自綱によってきずかれました。
天正13(1585)年には、秀吉の臣金森長近によって飛騨が攻められ、松倉城は落城。
三木氏も滅んでいます。



続いてめざしたのが、広瀬城です。
飛騨国府駅の南、1・5キロほどのところにあります。

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広瀬城の入口です。
最初、この写真にうつっているあたりが城域のぜんぶだと思い、ずいぶん小ぢんまりとした城だなあ、と思ったのですが、じっさいには写真の右手のほうにかなりの奥行きがありました。


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山の中へ入っていくと、西の郭に行きあたります。
広瀬城の中では一番ひろい曲輪です。
最初ここが主郭だと思ったのですが、地図で見たら主郭はもっと奥へ行ったところでした。


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主郭です。
この曲輪の周囲は、畝状竪堀でたいへんなことになっています!


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畝のように造成してあるのがわかりますでしょうか。
写真ではちょっと伝わりづらいのが残念です。
この畝状竪堀は主郭のまわりをほぼ全周しています。


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こんな竪堀がえんえんと続いています。
篠脇城でも見られましたが、戦国期このあたりでは畝状竪堀が流行したのでしょうか。
しかしこれが実戦でどの程度有効だったのかは、?なのですが・・・。


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もときた道をもどり、ちょっと脇へそれると、東の郭に出ます。
ここは広瀬城のなかで、唯一眺望のきく曲輪です。
写真は東の郭からの景色です。

広瀬城の城主広瀬氏の歴史については、くわしいことはわかっていないようです。
天正11(1583)年には松倉城主三木自綱の攻撃を受けて広瀬城は落城し、城は三木氏のものとなります。
天正13年の金森長近の飛騨侵攻のさいにはこの広瀬城も三木方の城として戦いますが、結局は落城したようです。





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この記事へのコメント

2013年04月21日 07:37
飛騨はやはり山岳の国ですねえ。
4月になっても雪がそこここに残っていますから、今くらいの時期に行くとまだまだ寒いくらいです。飛騨の春は5月というイメージですが、美濃だともう初夏という感じ、同じ岐阜県になるけど、春に行くとやはり国が違うと感じます。
家ニスタ
2013年04月21日 22:23
つとつとさん、こんばんは。
たしかに。今回の旅では美濃と飛騨をまわったのですが、全然季節がちがうと感じました。
おなじ岐阜県でも、ずいぶんと差があるもんですね。
雪国の春は遅いといいますが、本当ですね。
いつもコメントありがとうございます。

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