『ジェイソン・ボーン』を見てきました

上映中の映画、『ジェイソン・ボーン』を見るため、地元ちかくの映画館、イオンシネマ守谷に行ってまいりました。

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大ヒット連作ボーン・シリーズの最新作である今作。
いったいどんなアクションを見せてくれることでしょうか。

僕はもともとアクション映画はそれほど好きではなく、メッセージ性のつよいドキュメンタリーか、純文学的な作品をよく見ています。
しかしこの“ボーン・シリーズ”は別で、1作目から継続してのファンです。

シリーズ“番外編”ともいうべき2012年のボーン・レガシーがやや期待はずれだったのに対して、今作では主演にマット・デイモンが復活、監督もポール・グリーングラスと、まさに万全の体勢で、王道の“ボーン節”の復活に期待が高まる布陣です。

予告編に続いて、いよいよ本編の開始。
わくわく感の高まる瞬間です。
さて、その内容は・・・。

先日、秋のテレビドラマ紹介の記事で、米倉涼子の『ドクターX』が伝統芸能の域に達している、と書きました。
海外のアクション映画においては、まさにこのボーン・シリーズこそ、その名にふさわしいでしょう。

手もちカメラのゆれる画面でこの上ない緊張感を演出するグリーングラス。
CIAによる追跡、包囲を、すずしい顔でくぐり抜けていくマット・デイモン。
アテネ、ベルリン、ロンドン、ラスベガスと世界をまたにかけるスケールの大きさは、まさにボーン・シリーズならではで、ファンの期待を裏切らない、安心して見れる作品といえます。

どちらかといえばワンパターンなのですが、ツボをはずさない脚本は、結果がわかっていても爽快感があります。
最後、お決まりのカーチェイスがはじまるあたりでは、「いよっ、千両役者!」と叫びたくなってしまいましたよ。

ラストでボーンがCIAへの復帰をさそわれて、
「ええっ、そんなのアリかよ」
と思ったのですが、最後に「やっぱり復帰しない」ことを暗示する場面があって、ほっと胸をなでおろしました。
CIAに属してたたかうボーンなんて、見たくないですよねえ。

パンフレットでは、ボーン・シリーズ最高傑作!とうたわれていましたが、ひりひりするような緊迫感でいうと、やっぱり1作めや2作めのほうが上かなあ。
でも、今作もまぎれもない傑作ではあります。

ところで、『ボーン・レガシー』で出てきた、“アウトカム計画”や、“ラークス計画”って、どうなっちゃったんですかね?
すっかりなかったことにされちゃっていますが。
というか、『レガシー』自体なかったことになってるような・・・。

今作では、“アイアンハンド計画”というあたらしい計画が出てきますが、これはネットで国民を監視するシステムで、今までの“トレッドストーン計画”のような、人間兵器を生みだす計画とはちがうようです。

今作が新章の始動にあたるそうですが、これから何作か続くのでしょうか。
『スター・ウォーズ』といっしょで、ワンパターンとわかっていても、たぶん毎回見に行くでしょうね。

期待を裏切らないアクションでカタルシスを与えてくれる本作品。
ボーン・シリーズのファンの方も、ボーン・シリーズを見るのははじめてという方も、一度劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

★★★⋆☆
ホシ3つ半です。



観覧日:2016年10月19日(水)




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この記事へのコメント

2016年10月21日 00:17
「伝統芸能的な」約束事とは、
いい表現ですね。ドラマや映画の
人気シリーズの場合、毎回趣向を凝らし、
意表をつくストーリーが
展開されたとしてても、やはりお約束の
パターンが無いと、見てる方は
何だか物足りないし、落ち着かない
ものだと思います。うん、なるほど
と思いながら、お説拝聴しました。
2016年10月21日 13:16
1作目、2作目は見てます
マット・デイモン好きですよ
でも。。。昔の方が好きかな(笑)

家ニスタ
2016年10月21日 23:21
yasuhikoさん、こんばんは。
まさに伝統芸能的な約束事でしたね。
人間、まったく新しい、新奇なストーリーなどはあまり受け付けず、「どこかで見たような」既視感のあるもののほうが受け入れ易くできているものだと思います。
ファンはそれまでの枠組みからあまりにかけ離れたものは求めてないですしね。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2016年10月21日 23:24
とまるさん、こんばんは。
映画の中で昔の回想シーンが出てくるのですが、その中のマット・デイモンは、今よりしゅっとしていました(笑)。
今ではすっかり渋いオヤジになりつつありますね。
円熟味のある、新しいジェイソン・ボーン像を、これから作っていってくれればいいと思います。
いつもコメントありがとうございます。

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