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zoom RSS 『デトロイト美術館展』に行ってきました

<<   作成日時 : 2016/11/24 23:41   >>

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〈2016年11月22日(火)〉
『デトロイト美術館展』を見るため、上野の森美術館へ行ってまいりました。
この美術展、期間中の月、火曜日は撮影可能なのだとか。
ちょうど発掘が休みの時期だったので、平日の火曜日をねらって行ってきました。

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平日の朝イチを狙っていったので、そこそこ人は入っているものの、混雑というほどではありません。
これなら写真撮影もできそう。

会場は印象派ポスト印象派20世紀のドイツ絵画20世紀のフランス絵画の4つのコーナーにわかれています。
順路にしたがい、印象派から順に見ていきました。

《印象派》

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ルノワール『白い服の道化師』。
服のヒダの表現など、ルノワールならではといった感じ。


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ドガ『楽屋の踊り子たち』。
踊り子たちのなにげない日常をとらえた、ドガの傑作。


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カミーユ・ピサロ『小道』。
印象派って、行きつくところ点描なんですよねー。
点描ならではのやわらかさが出ている作品。


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こちらも忘れちゃいけない印象派の重要人物、モネの『グラジオラス』。


《ポスト印象派》

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セザンヌ『サント=ヴィクトワール山』。
有名な連作のうちの一枚。


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こちらはセザンヌらしからぬ、『三つの髑髏』。
しかし解説によると、モチーフの反復や規則性に、セザンヌらしさが出ているのだとか。


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どことなく不機嫌そうなゴーギャンの自画像。


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こちらはゴッホの自画像。
似たような作品が、先日の『ゴッホとゴーギャン展』にも出ていましたよねー。


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おなじくゴッホの『オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて』。
背後の木のギザギザのような表現が、まさにゴッホ。
傑作と思います。


《20世紀のドイツ絵画》

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出ましたカンディンスキー!
『白いフォルムのある習作』。
色彩の世界に引きこまれてしまいそうです。


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今回の白眉はこちら。
キルヒナー『月下の冬景色』。
僕にとっては、ジンマンのマーラー・チクルスのCDのジャケット画でおなじみの画家です。
見るなり、この作品の世界観に引きこまれてしまいました。

見る人を不安にさせる色彩ですが、それでいてどこか心地いいような、不思議な魅力のある作品です。
不眠症になやまされていたキルヒナーは、夜通し絵を描いていたのでしょう。
幻想的な光景に見えますが、友人にあてた手紙では、たしかにこの光景を見た、と主張しているそうです。

ヒトラーによって退廃芸術家の烙印を押され、みずから命を絶つというストーリーも、僕を引きつけます。
好きな画家が、またひとり増えました。


《20世紀のフランス絵画》

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長い顔と首の表現がいかにもモディリアーニな、『女の肖像』。


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アンリ・マティス『窓』。
なんともいえない味のある作品。

このほか20世紀のフランス絵画としては、ピカソやルオーの作品もあったのですが、SNSでの公開は禁止とのことでしたので(写真撮影自体は可)、今回はUPを控えさせていただきます。


僕も子どもの頃はご多聞にもれず印象派好きでしたが、成長するにつれて次第に関心がなくなっていきました。
それが、最近ゴッホなどポスト印象派の作家を好きになった関係で、その原点としての印象派にもふたたび興味が出てきました。
印象派の表現は今ではごくあたりまえに見えますけれど、出現当初はまぎれもなくアバンギャルドだったのですから。

今回の展覧会では、そうした印象派から抽象絵画にいたるまでの道筋に沿って展示されていて、たいへんわかりやすかったです。
展示作品数としては多くはなかったんですけれど、少数精鋭といった感じで、ぎゅっと濃縮された密度の濃い展覧会だと感じました。

印象派やポスト印象派に興味のある方、あるいは現代絵画に興味のある方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。







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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
撮影可能な美術館だという事は、
最近耳にして、実は、訪問場所の
候補に考えてたんですよ。
さすが、よく御存知ですね。
「印象派の絵画」に対する「印象」、
よく分かるような気がします。
私も街の風景を撮影しようとする時、
自分が印象派の視点に影響されてるなぁ
と感じる事がしばしばです。
それ程当り前のものになっているので、
「平凡」と感じる場合もあるんでしょうね。
この美術館、いずれ撮影目的で
訪れてみたいと思いました。
yasuhiko
2016/11/25 22:09
yasuhikoさん、こんばんは。
yasuhikoさんも、この美術展に行くことを計画されてましたか。
yasuhikoさんが写真を公開されたあとだと、圧倒的に負けてしまうので、先に行ってこられてよかったです。
最近になってまた印象派に興味が出てきました。
今ではあたりまえの表現でも、当時はまぎれもなく最先端だったのですから。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2016/11/26 00:12
ピサロ好きかも(笑)
撮影ができるって良いですよね

私は風景画が好きなんです
自分で描けたら、どんなに良いだろうって思うんですが。。。絵は下手なんです(笑)
とまる
2016/12/01 13:27
とまるさん、こんばんは。
うん、ピサロはいいですよね。
日本では撮影ができる美術展は貴重なので、今回の催しはよかったです。
僕は中学のころ美術部で、油絵なんぞを描いていたんですが、最近はまったくごぶさたです。
久しぶりに絵も描いてみようかな。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2016/12/01 22:44
撮影のできる美術館が出来たんですか@@
って、上野の森美術館 名前だけはなぜか知ってたんですが、そうなんですか・・絵を描くのが苦手だった僕は子供の頃は写実の方に目が行っていて、印象派はあまり見てなかったつもりなんですが、画を見ると知っているという感じです。
つとつと
2016/12/20 21:25
つとつとさん、こんばんは。
撮影のできる美術館、というわけではなく、今回の展覧会に限ってのことのようです。
本家のデトロイト美術館が撮影可能なので、それに合わせたようです。
日本でもこうした試みが増えてくるといいですね。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2016/12/21 22:54

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