ブロムシュテット&N響の『ベートーベン4番』を聴いてきました

怒とうのコンサート月間の最後をしめくくるのはベートーベン!
というわけで、ヘルベルト・ブロムシュテット指揮NHK交響楽団による、『ベートーベン交響曲第4番』を聴くため、代々木のNHKホールへ行ってまいりました。

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ブロムシュテットという指揮者ははじめましてです。
おん年90ということですが、どういう演奏をかなでてくれるのか、楽しみです。


僕はベートーベンの4番のCDは、さすがに1枚しか持っていません。
カラヤン&ベルリン・フィルの1975~77年の演奏です。
演奏が複数年にわたっているのは、完全なるスタジオ録音で、録り直しを何度もしたからのようです。
例によって予習として、このCDを聴きこんでまいりました。


開演1時間前の開場時間より前に着くと、入口の前に長い列ができていました。
たぶんみんな自由席で、早く行ってより良い席を取ろうというのでしょう。
みんな考えることはいっしょですね。

さいしょはぱらぱらと空席が見えましたが、開演時間に近づくとほぼ満席になりました。
これはベートーベン人気なのでしょうか。
それともブロムシュテット人気なのでしょうか。

開演時間になり、オケに続いて指揮者が入場してきます。
さすがにお年を考慮してか、手すりつきの指揮台にブロムシュテットはあがりました。
でも演奏がはじまると、背すじがしゃんと伸び、手すりにつかまることもないのは、さすがと思いました。

まずは前座として、おなじベートーベンのピアノ協奏曲4番を演奏。
ピアノはマリア・ジョアン・ピレスという方でした。
ベートーベンらしいきらびやかな旋律のちりばめられた作品。


20分の休憩をはさんで、メインのベートーベン4番です。
僕にとって4番はベートーベンの交響曲のなかでも印象がうすい曲。
世間でもそう感じる人は多いようで、革新的だった3番のあとに、また2番のころに戻った、というように評価する人もいるようです。

しかし重苦しく神秘的な出だしは僕の好みですし、
その後もやや直線的に過ぎるものの、ベートーベンらしい起伏の大きな展開が続いて、
思ったより名作の部類に入る交響曲ではないか、と思いました。

ラスト、「えっもう終わり?」というぐらいあっさりと終曲をむかえるのはご愛嬌。
演奏時間も30分と少々と短かったですし。
しかし小粒ながら、3番と5番をつなぐ、ベートーベン交響曲史上の重要作、といえるかもしれません。


これで、僕がナマで聴いたベートーベンの交響曲は、3、4、5、6、9番の5曲になります。
マーラー、ブルックナーの影で、ひっそりと進められていたベートーベンのチクルス化(笑)。
のこすところあと4曲、けっこう早めに達成できるかもしれません。


これで怒とうのコンサート月間はひとまずおしまい。
あとクラシックのコンサートとしては、5月にP・ヤルヴィ指揮のブルックナー1番を聴きに行く予定です。
ブルックナー・チクルスももうすぐ達成です。

ぞれでは、またコンサートホールでお会いしましょう!




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