『いろとりどりの親子』を観てきました

上映中の映画、『いろとりどりの親子』を観るため、アップリンク吉祥寺へ行ってきました。

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僕がたびたび行っている、渋谷のアップリンクの支店が、去年12月に吉祥寺に出来たのは知っていました。
スクリーン数が渋谷より多いとのことだったので、どんな映画館になるのか、興味はありました。

今回の映画は観たいと思っていたのですが、僕が行かないうちに、他の映画館での上映が終わってしまいました。
それが、吉祥寺のアップリンクで続けて上映するというので、ちょうどいい機会と思い、行ってくることにしました。


吉祥寺パルコの地下にある映画館にじっさいに行ってみると、スクリーン数が増えたとはいえ、各スクリーンの席数は渋谷同様にすくなく、アップリンクさんのこだわりが感じられます。
それほど多くの観客をあつめるわけではないが、良質な映画をひきつづき上映していこう、というわけなのでしょう。


さて映画のほうですが・・・。
映画の原作者、アンドリュー・ソロモンは、両親に自分がゲイであることを打ち明けたとき、とくに母親に激しく拒絶され、親との関係がうまくいかなくなります。
そこから、他の親子はどうなっているのか? が気になった彼は、「治療すべきものと祝福すべきものの境界はどこにあるのか」をさぐるために、多くの人にインタビューをおこない、その結果を著書『FAR FROM THE TREE』にまとめます。

本はベストセラーになり、映画監督レイチェル・ドレッツィンは、それをもとに映画を撮ることを決意します。
レイチェルは本に登場したさまざまな親子、家族のもとをおとずれ、現在の彼らの姿を記録していきます。
ダウン症の子、自閉症の子、低身長症の子・・・。

“普通”とちがっている子を抱えた親が、その家族が、どのようにして親子の関係を築き、日々をすごしているのか。
その生活はひと筋縄ではいきませんが、そこには一般的な家庭とかわらない、“愛”がありました。
アンドリューは、トルストイの名言とはちがい、
「不幸の形こそ似通っているが、幸せの形は無限にある」
といいます。

こうして書くとふつうに感動的な話のようですが、映画は単純な美談ではおわりません。
ある日とつぜん、16才の息子トレヴァーが殺人犯になってしまった、デレクとリサの夫婦。
トレヴァーの弟と妹をふくめ、一般的な家庭が突如として落とされた絶望は、想像するにあまりあります。

マスコミは家庭に問題があるのでは?と報道し、追いつめられたデレクは自殺まで考えます。
それでも母リサは、「子どもを愛することは止められない」といいます。

僕は結婚もしていないし、子どももいないので、正直こういうことはよくわからないんですけれど、もし僕に息子がいて、その子が殺人を犯したとして、それでも愛し続けられるのか、と考えると、簡単に結論は出せないと思いました。
映画はさいごにこうした重い問いかけを投げかけてきます。

そこまで行かなくても、今では出産前診断がさかんですが、そこで自分の子どもがダウン症などだとわかったとして、その子を育てよう、という決断がすぐにできるとは思えません。
僕もふだん、「命は平等」みたいなことをいっていますが、そこで中絶をえらぶ人を、簡単には非難できないと思いました。


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観覧日:2019年1月3日(木)


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