富山、石川・続100名城と飲みテツの旅(4)-二曲城~鳥越城

〈3日目〉
この日もレンタカーを借りる日ですが、まずは高岡駅から金沢駅まで列車に乗ります。

0239金沢駅.jpg
金沢駅に到着。
あいの風とやま鉄道から、IRいしかわ鉄道へと乗りつぎました。
(といっても、おなじ列車に乗っていただけです)

レンタカーを予約した時間まで、まだすこしあります。
今日はホテルの朝食はありませんでした。
そこで金沢駅で駅弁を買ってたべることにしました。


0241利家御膳.jpg
買ったのは、利家御膳


0248利家御膳.jpg
二段重ねの豪華版で、金沢らしいバラエティ豊かなおかずが色とりどりにならんでいます。
ひょうたん型のごはんなど、ちょっとした工夫が旅気分をもりあげてくれますね。

先日の駅弁ベスト30では、金沢の駅弁はえらびませんでした。
ただこの駅弁は、幕の内系でありながら、
①見た目の楽しさ ②はっきりしたキャラ設定 ③工夫されたパッケージ
といった、ランクインのための条件をみごとクリアしています。

次回そうしたランキングをえらぶことがあったら、この駅弁を上位に入れるかもしれません。


さて、いよいよ日産レンタカー金沢駅前へ行き、車を借ります。
今日のおともはマーチです。
さっそく、鳥越城の続100名城スタンプが置いてある、鳥越一向一揆歴史館をカーナビの目的地にし、走りはじめます。


0250一向一揆歴史館.jpg
1時間と少々で一向一揆歴史館に到着。
館の前に、顔をはめこんで写真が撮れるパネルが置いてあるのですが、人物が鈴木出羽守二曲姫など、あまり全国的な知名度は高いとはいえない人ばかり・・・。
いったい年に何人の人が、このパネルで写真を撮ることでしょう(笑)。

さて、スタンプを押しながら係の人と話をしていると、歴史館のすぐ裏手の山が二曲城(ふとげじょう)跡だとのことです。
そういえば、以前つとつとさんがブログの記事で二曲城を取りあげていらっしゃったのを思い出しました。
せっかくですので、館の前に車を置いたまま、二曲城へのぼってみることにしました。
(鳥越城は、車ですこし走ったところにあります)


0251二曲城入口.jpg
2~3分あるくと二曲城の登り口に着きます。


0255二曲城入口.jpg
ああ、まただ・・・。
つくづく今回の旅は、クマさんに縁があるようですね。
まあ、熊よけの鈴はもってますので、いいといえばいいのですが。

①猛暑 ②コロナ ③蚊 ④熊
という4重苦とたたかいながら、山城めぐりをつづける僕。
はたしてここまで苦労してすることなのでしょうか(笑)。


0259二曲城.jpg
うっそうとした森の中をのぼっていきます。


0261二曲城.jpg
山頂の本丸は、すこし拍子抜けするほどせまかったです。
(つとつとさん、ごめんなさい)


0267二曲城からの景色.jpg
ただ、景色はよかったですね。

二曲城の築城年代についてはよくわかっていませんが、地元の土豪、二曲右京進によるものといわれます。
織田信長の軍勢が加賀に侵攻し、一向一揆との対立が深まると、一揆方の総大将として鈴木出羽守が派遣され、二曲城にはいります。
二曲城が手狭であることから、出羽守は鳥越城をきずいてこちらを本城とし、以後両城は連携して信長方の柴田勝家勢とたたかいます。





0282マリーゴールド.jpg
おりてくると、マリーゴールド(?)がきれいに咲いていました。


二曲城からおりて、すぐに鳥越城へ行くつもりだったのですが、あまりの暑さに、まずは昼食をとることにしました。
さいわい、一向一揆歴史館のある道の駅、‟一向一揆の里”には、食事どころ食彩館せせらぎが併設されています。

0286なめこおろしそば.jpg
なめこおろしそば(冷)をたのみました。
うーん、つめたくておいしい!

おろしそばは福井の名物だと思いましたが、石川でもよく食べられているのでしょうか。
北国のイメージのある福井で、なぜ清涼感のあるおろしそばがよく食べられているのか、僕にとって謎だったのですが、このような夏の暑さのためだとすると納得がいきます。


0283鳥越城遠景.jpg
道の駅から川をはさんだ対岸に、鳥越城のある山が見えています。
車で5~6分ですが、ちょっと歩いていける距離ではありません。

舗装された道をのぼっていき、駐車場に車をとめると、すぐに城域にはいります。
鳥越城には2012年の8月に来ていますので、今回が2回めになります。


0289鳥越城.jpg
一向一揆のモニュメント。
ここで大規模な虐殺があったのだと思うと、重苦しい気分になりますね。

アウシュビッツや広島の爆心地をおとずれるような、一種のダーク・ツーリズムにちかい感覚です。
国内では、島原半島の原城で、おなじような感覚におそわれます。


0296鳥越城.jpg
駐車場からすぐのところで、段差のある切岸が見られます。


0303鳥越城.jpg
浜松市の高根城などとならんで、リアルに復元された中世山城の、代表的な例ですね。


0316鳥越城.jpg
城のシンボルになっている、本丸門。

ここが映画『BALLAD~名もなき恋のうた』の撮影地だったことは、つとつとさん情報ではじめて知りました。
あの映画のガッキー、めっちゃかわいかったですね!
もっとも、戦国時代に身長170センチの姫はいないと思いますが・・・(笑)。


0328鳥越城.jpg
本丸内部は以前発掘がされ、現在は平面展示がされています。
(二曲城の本丸も、こうなっていましたね)


0320鳥越城からの景色.jpg
鳥越城で特筆すべきは、その眺望でしょう。


0307鳥越城.jpg
こちらはもうひとつの復元された門、中の丸門です。


0314鳥越城.jpg
城内にいくつかあったであろう建物のひとつが復元され、現在は休憩所になっています。
あまりに暑かったので、ここでしばらく休憩してから帰ることにしました。

鳥越城は天文年間(1532~55)、鈴木出羽守によってきずかれます。
天正8(1580)年、柴田勝家により鳥越、二曲の両城が落とされ、鈴木一族は滅亡します。

一向一揆の山内衆はなおも抵抗を続け、天正9年には吉原治郎兵衛の守る鳥越城を攻撃し、これを奪還します。
しかし天正10年に佐久間盛政は鳥越城、二曲城にこもる一揆勢を掃討し、信徒300人が磔になりました。





0297鳥越城からの景色.jpg
こちらは駐車場ふきんからの景色です。


1005続100鳥越城.jpg
一向一揆歴史館で押した、続100名城スタンプ。

続100名城達成状況・・・90/100
続100名城スタンプ達成状況・・・48/100


今日はこのあと、松根城へ向かいます。


BALLAD 名もなき恋のうた [ 草ナギ剛 ] - 楽天ブックス
BALLAD 名もなき恋のうた [ 草ナギ剛 ] - 楽天ブックス

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 37

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

2020年08月19日 10:02
こんにちは

北陸城巡り、いいですね。
利家御膳、上品そうですね。
美味しそうですね。
鳥越城ですか。
門が再建されてるんですね。
いい感じですね。
2020年08月19日 21:37
こんばんは♪
上品なお弁当ですね
さすが金沢です!

ここも熊さんがでるのですね…
今年は各地で熊が出没していて
かなり悪さをしているそうです…

二曲城も鳥越城も どちらも小さな
お城だったのですね
山城って感じなのかなぁ
だから 見晴らしが良いのでしょうね!
家ニスタ
2020年08月19日 23:07
トトパパさん、こんばんは。
利家御膳、金沢の駅弁だけあって上品でした。
おいしかったです。
鳥越城、門が復元されています。
かなりいい感じでした。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2020年08月19日 23:10
おとめさん、こんばんは。
はい、さすが金沢、という上品な弁当でした。
今回の旅では、「熊が出る」といわれるところに何度か行きあたりました。
鳥越城、二曲城、どちらも山城ですが、鳥越城は決して小さくはないですよ(笑)。
見はらしはどちらもよかったです。
いつもコメントありがとうございます。
2020年08月20日 12:28
確かに山深い場所ですからねえ 今年はクマさんがよく出没してるそうです。熊鈴は必需品ですね。
二曲城は本城とはいえ、鳥越城の付け城的な存在ですから、鳥越城と比べるとちょっとどころか貧弱に見えるでしょうねえ^^;ただ登山道の右の山岳地にも郭が広がっているという話なんですが、まだ未調査なようです。ただ両方の本丸が肉眼で同高度で見えるんで、連絡には最高の立地ですね。鳥越地区では一向一揆館の前の道が当時の古道で金沢・白峰・小松どちらから来てもこの両城の間を通らないといけないので、二城の連絡は不可欠だったみたいです。
越前のおろしそばは有名ですからねえ、戦後の全国巡行で福井で食べた昭和天皇のおかげで一気に広まりましたから。。昔ちょこっと触れてます。https://72469241.at.webry.info/201301/article_3.html?pc=on
白山麓では丼で汁がちょっと多いですかね。。福井も加賀も平野部は広くて湿潤で穀倉地帯なんですが、山岳地は手取川や九頭竜川と云う水量豊かな急流がありながら、河岸段丘で取水が出来なくて、水の少なくて済むソバの栽培が盛んで、さらに夏はとにかく蒸し暑くて、おろしを絡めた辛みの冷やしそばは人気だったみたいです。
ここから松根城@@ なんというフットワーク@@
家ニスタ
2020年08月20日 22:23
つとつとさん、こんばんは。
はい、今年はあちこちで熊出没の看板を見ましたね。
二曲城はたしかに小さく感じられました。
つとつとさんが以前ご紹介されていた、三の丸を経由するルートは、さいきんの豪雨のためなのか、通れなくなっているようでした。
右側の山中にも曲輪があるのですね。
もし発掘されれば規模の大きさがわかるかもしれませんね。
なるほど、やはりこの暑さで越前でおろしそばが盛んになったんですね。
フットワーク軽く・・・一日に4~5城行きたかったのですが、あまりに暑くて松根城で力尽きちゃいました。
まあ、一度にたくさん行くと、印象がうすくなっちゃうので、これくらいで丁度よかったかもです。
いつもコメントありがとうございます。
2020年08月22日 21:56
いや~、北陸のコアの城めぐりをされていますね。
暑さとコロナの中、お疲れ様です。それでも、楽しい旅でしょうね。
利家御膳、重箱風の容器がなんともいえません。買いたくなりますよ。
二曲城に鳥越城、中世の山城としてよく整備されていますね。眺望もこれだけ良ければ非常に魅力的です。
ただ、熊よけの鈴が必要なのですか。そこまでの山城は私は経験が無いです。
まだまだ修行が足りないなと思った次第です。
家ニスタ
2020年08月22日 22:37
ミクミティさん、こんばんは。
暑さにコロナ、蚊や熊と、同時にいくつものものを避けながらの城めぐりになりましたが、楽しかったです。
利家御膳のようにパッケージに工夫がされた駅弁は、購買意欲をそそりますね。
両城ともよく整備され、眺望もよかったです。
今年は北陸ではよくクマが出没しているようで、熊よけの鈴は必需品でした。
いつもコメントありがとうございます。