甲信・続100名城と飲みテツの旅(4)-飯山城~帰宅

今日は旅行最終日です。

泊まったホテルから歩いてすぐのところに、飯山城がありますが、じつはきのうすでに訪問済みです。
なので今日は飯山線で十日町まで行き、琵琶懸城に行くつもりでしたが、若干天気が悪そうなのと、あいかわらずの暑さが予想され、十日町駅から片道2キロ以上あるいての城めぐりはどうなのか、という気もしてきました。

考えた結果、今回は琵琶懸城は見送り、もう一度飯山城を見てから帰ることにしました。
僕は基本的に、一度たてた計画はその通りに実行するほうが好きなのですが、今回は変更ばかりでしたね。
まあ、柔軟に予定を変えられるようになったのは、ある意味大人になったのかなとも思います。
(もうおじさんですが笑)


それでは、きのう飯山城へ行ったときの写真から、ご紹介していきましょう。

0223飯山城.jpg
この日は正面から入らず、ちょっと脇のほうから入ってしまいました。
でもこのほうが、石垣の立派さを実感できたと思います。


0226飯山城.jpg
飯山城のシンボルである、城門が見えていますね。


0227飯山城.jpg
えっ、飯山って長野県スキー発祥の地なのですか?


0232飯山城.jpg
城址にある葵神社の鳥居。


0233飯山城.jpg
城址に神社があるのは定番ですね。


0241飯山城.jpg
随所に見られる石垣は、近世にはいって改修をうけた部分でしょう。





続いて、最終日にあらためて城址をおとずれたときの写真を。

0271飯山城入口.jpg
この日は本来の入口からはいりました。


0273飯山城.jpg
すこしのぼると、虎口らしきものが見えてきますが、この入口は近年になって無理やり土塁をけずってあけた部分のようで、本来の虎口ではないようです。


0276飯山城からの景色.jpg
本丸ふきんからの景色。
山に雲がかかり、これから天気が崩れそうな予感をさせていますね。


0278飯山城.jpg
本丸。写真で切れた右側のほうに、先ほどの神社があります。
左の石垣は天守台のように見えますが、これは枡形虎口の石垣で、現在では裏側のようになっているこちら側が、かつての大手口のようです。


0290飯山城.jpg
その枡形虎口を(本来の)入口手前から見たのがこちら。


0284飯山城からの景色.jpg
本丸からのべつの方角の景色ですが、飯山市営のスキージャンプ台、飯山シャンツェが見えていますね。
オリンピック選手を何人か輩出しているそうです。


0299飯山城.jpg
きのうとおなじ城門を。
この城門、いちど飯山城の外に移築したものを、さいきんになって城内に戻したものだそうですが、いぜん移築されたときに形が変えられ、かつての形はわからなくなってしまっているそうです。
城内にもどすときに、推測にもとづいて復元されましたが、もとの通りとはいかないとのこと。
でも飯山城のシンボルとして多くの人に親しまれていますから、やはり城内に現存遺構があるというのは、だいじなことですよね。


飯山城は鎌倉時代に、地元の豪族泉氏によってきずかれたといわれます。
天文20(1551)年ごろから北信濃への武田信玄による圧力が強まり、このあたりに拠点をおく高梨氏や泉氏は、上杉謙信に助けをもとめます。
天文22(1553)年から永禄7(1564)年にかけて5度にわたり戦われた「川中島の戦い」により、周囲の城はじわじわと武田の勢力圏にはいっていきますが、この飯山城だけは、上杉方の拠点として最後まで保たれました。

天正6(1578)年に上杉謙信が死去すると、その養子景勝と景虎のあいだで跡目あらそいがおこり(御館の乱)、景勝は武田勝頼を味方につけるために、飯山をふくむ北信濃の地を武田に割譲します。
その後武田氏が滅ぶと上杉領に復帰しますが、上杉氏も慶長3(1598)年に会津に移封になります。
それから飯山の領主はたびたび替わり、本多氏のときに明治維新をむかえます。



0297花.jpg
(現在の)大手口の坂の両側は、花が植えられたりして、きれいに整備されています。


2日かけて存分に飯山城を見学したので、思いのこすことはありません。
あとは帰るのみです。

0304北飯山駅.jpg
北飯山の駅舎はやや城郭風になっていますね。


0306北飯山駅.jpg
北飯山駅に飯山線がやってきます。


0310車窓の風景.jpg
車窓の風景。


0315車窓の風景.jpg
途中駅の信濃白鳥にて。
たまには車内のようすもわかるショットを。


0317車窓の風景.jpg
やはり途中駅の森宮野原には、こんな碑がたっていました。
日本最高積雪地点だとか。
7.85メートルというのは、たしかにすごいですね!


0318車窓の風景.jpg
車窓の風景。


0324車窓の風景.jpg
こんなメルヘンな駅舎もありました。
(どの駅かは忘れました)


0328越後川口駅.jpg
越後川口駅に到着。
これで飯山線は完乗です!
全国のJR線完全制覇計画、ちゃくちゃくと進んでいます。
(もっとも、これから僕がローカル線に乗るより、廃線のペースのほうが早くなるかもしれませんが・・・)


越後湯沢駅周辺を通ると、車窓がスキー場銀座(古)の景色になってきます。

0339舞子後楽園.jpg
写真に見えているのは、舞子高原後楽園スキー場ですね。


0346水上駅.jpg
水上駅に到着。
ここまでくれば、もう帰ってきたようなもの・・・とは言いませんが、家は近づいてきました。
とくに越後湯沢ー水上間は列車の本数が極端にすくないので、難所を越した気分です。


高崎駅で乗りかえるときに、高崎名物の駅弁、だるま弁当を買いました。
「峠の釜めし」は比較的さいきんに食べてましたので・・・。

しかし高崎からの車内はかなりの「密」になっていて、弁当をあけることができませんでした。
いぜんの「飲みテツ旅」のときは、多少車内が密になっていても、駅弁を食べていたのですが、コロナの流行いらい、よほど車内がすいてないと、マスクをはずして駅弁を食べるのはむずかしくなってきました。
今回は結局、駅弁を家までもって帰ることになってしまいました。



0349だるま弁当.jpg
ようやく家に帰ってから、「だるま弁当」をあけることができました。
貯金箱にもなる容器が、なんとなく郷愁を感じさせますね。


0354だるま弁当.jpg
中身はバラエティゆたかなおかずがならんでいます。
僕の友人のボカッチョ君などは、
「峠の釜めしとだるま弁当では、比較にならない」
(峠の釜めしのほうがずっとおいしいとのこと)
などといいますが、これはこれでおいしかったですよ。



今回の旅でおとずれた続100名城は、いずれも以前おとずれたことのあるもの。
しかも要害山城と新府城は、猛暑のために断念しました。
新規におとずれた城は、飯山城ひとつだけでした。

というわけで成果がすくなかったといえばすくなかったのですが、駅弁を食べて酒を飲み、北飯山では地元のローカルな食堂で食事をすることもできて、それなりに充実していました。
コロナが完全に落ち着くまでは、こうした小規模な旅が多くなるかもしれませんが、できる範囲で楽しんで来たいと思います。
それでは!


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この記事へのコメント

2020年09月20日 18:59
お~っ!
高﨑の「だるま弁当」懐かしいです。
以前埼玉に住んでいてよく食べていました。
デパートで駅弁大会があれば買っていました。
最近来ないのですよね。
今も貯金箱として容器はありますよ。
メルヘンチックな駅舎も面白いです。

お城は石垣や枡形虎口も残っていて
城門も戻ってきて
楽しめましたね。
2020年09月20日 19:12
遠く飯山まで行かれましたか。
車窓の風景ものどかで癒されそうです。駅舎も雰囲気がありますね。
飯山城は、上杉と武田の関係を象徴するようなお城だったのですね。
歴史ロマンを感じます。
越後湯沢から水上を通って、帰路についたのですか。いや~、凄いです。
家ニスタ
2020年09月20日 23:11
torさん、こんばんは。
torさんはだるま弁当、よく食べておられましたか。
駅弁大会にはあまり来なくなったのですね。
年々名物駅弁が誕生していますから、デパート側も取捨選択をせまられるのでしょうね。
飯山城の枡形虎口はりっぱで、感心しました。
城門は微妙(史実性という意味で)でしたが・・・。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2020年09月20日 23:19
ミクミティさん、こんばんは。
さいごは飯山でした。
飯山城は川中島の合戦前後の上杉・武田の争乱において、上杉方の重要拠点でしたから、歴史の重みを感じますね。
飯山線に完乗することが今回の目的のひとつだったので、帰りは越後湯沢→水上のルートを通ることになりました。
いつもコメントありがとうございます。
2020年09月23日 21:48
こんばんは♪
長野も 冬は雪が随分積もるんですね…
7.85メートル すごいなぁ!

私も 随分前に 越後湯沢辺りに
スキー行きました!
もぉ スキーはすっかりご無沙汰です

だるま弁当 最近 食べてなかったなぁ
懐かしいです
峠の釜めしとはまた違った味わいですよね♪
2020年09月24日 11:00
飯山は何度か訪れていますが、黒岩山の麓から観た時の高い山並みが迫る景色は今でも僕の忘れられない五指に入る景観です。
飯山線ものどかでいずれも雰囲気在ります。
飯山、十日町、信濃・越後を代表する豪雪地ですからねえ。スキーに関する発祥の地と言われても不思議じゃないですねえ。名前は忘れましたが、上越でレルヒ少佐に伝授された人が、雁木通りのお寺の参道の坂道を滑ったのが最初だそうです。
確かに建物遺構はお城にあってこそ親しまれますねえ@@飯山城は幕末や明治初頭は藩庁が置かれていましたから結構整備されていたようですね。飯山の街中で2.3移築されたものを見た記憶がありますが、説明板がないと気づけませんから
家ニスタ
2020年09月24日 20:52
おとめさん、こんばんは。
このあたりは長野と新潟の県境にちかく、かなりの豪雪地帯ですからね。
それにしても、7.85メートルにはおどろきました。
僕も以前は越後湯沢あたりで滑ってましたが、さいきんは東北か白馬あたりのほうが多いですね。
だるま弁当は峠の釜めしより素朴な印象ですが、これはこれでおいしいですよね。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2020年09月24日 20:57
つとつとさん、こんばんは。
飯山に何度か行かれたことがあるのですね。
たしかに景色はすごくいいですね。
レルヒ少佐の弟子の方が、飯山にスキーを伝えたのですね!
城門はいったん城外にうつされたものをもどしたもののようですが、もとの原型がわからなくなっているというのは、マイナスポイントですね。
とはいえ、城内にあってこその門とは思います。
いつもコメントありがとうございます。
ゆらり人
2020年09月25日 09:53
峠の釜めしもだるま弁当も食べたことは無いのですが、峠の釜めしもこんなにおかずが入っているのですか。
こっちの弁当の方が、お酒の充てになるみたいですね。
持って帰って目に墨を入れて願いたい。(笑)
家ニスタ
2020年09月25日 23:51
ゆらり人さん、こんばんは。
峠の釜めしも、かなりバラエティ豊かなおかずが入っていますね。
どちらも酒のあてになると思います。
だるま弁当の目に墨を入れる人は、けっこういるみたいですよ。
いつもコメントありがとうございます。
2020年09月26日 12:17
ホテルからすぐの所に、城跡があるのは
素晴らしいですね。もとの形が分からなく
なってるにしても、風格ある城門が本来あるべき
場所に戻って来たのは、何よりだと思います。
本丸付近からの眺望も素晴らしいと思いました。
高崎のだるま弁当。容れ物が素焼きの陶器だったのに、
いつからか赤いプラスチック製になって…。
峠の釜めしとの比較でいつも差が付くのは、
味の差というよりも、主に容れ物の差
なんじゃないかと、私は想像してるんですが。
家ニスタ
2020年09月27日 00:50
yasuhikoさん、こんばんは。
門は原型はわからなくなってしまっているようですが、たしかに遺構が城内にあるのとないのでは大きな差かと思います。
ホテルからも駅からも近くて、訪れやすい城ですね。
景色もよかったです。
だるま弁当、いぜんは容器が素焼きの陶器だったのですか!
たしかに峠の釜めしとの差は、容器の差かもしれないですね。
峠の釜めしの釜が立派すぎて、いつも捨てるのに勿体ない、と思ってしまうのですが、さいきんのご時世では、むしろプラスチックの容器のほうが、プラごみを増やす、ということになるかもしれません。
いつもコメントありがとうございます。
2020年10月09日 15:13
風景が癒やされそうです
地図。。。何かなこれは?って見ると面白いですね
自分だけの旅は変更が可能なので無理矢理スケジュールをこなさなくても良いと思います
安全第一です

車内が空いてなかったんですね
駅弁を家まで持って帰っちゃいましたかぁ
電車には今年は1日しか乗ってません
まぁ普段から用がない限り乗りませんけど。。。
だるま弁当も面白いですね

次は九州の旅なんですね
私も来週は車で母と温泉などに行くことにしました
家ニスタ
2020年10月10日 10:30
とまるさん、おはようございます。
本当に信州のこのあたりは、いやされるような風景ですね。
添付の地図を見てくれている方がいて、うれしいです。
さいきん年の功で(笑)、ようやくスケジュールを柔軟に変えられるようになってきました。
いぜんは多少混んでいても車内で駅弁を食べていたのですが、コロナの流行以後はよほど空いてないと無理ですね。
家で食べる駅弁もそれなりに良かったですよ。
とまるさんもいよいよ活動再開ですね!
いつもコメントありがとうございます。