私見・世界の遺跡30選(5)-10位~6位

10都府県で緊急事態宣言が延長されましたね。
わがイバラキでも、県独自の宣言をひっそりと延長しました。
東京などにくらべると新規感染者数はだいぶ少ないのですが、医療機関のひっ迫は解消されていないようです。

そうした世間の状況のなか、このランキングは盛り上がりを欠きつつ(笑)、TOP10へと突入していきます。


第10位

ミケーネ

ギリシャ ミケーネ文明


0170ミケーネ.jpg
あのシュリーマンによる発掘で有名なこの遺跡。
アテネからのバスは遺跡から3キロほどはなれた村に着くため、そこからタクシーで行かなくてはなりません。
(体力に自信のある方は、遺跡のある丘まで3キロ歩いてもいいと思いますが・・・笑)。

1台しかないタクシーがもどってくるまで、村に唯一あるカフェでコーヒーを飲みながら待つという、有名なわりにのんびりしたところでした。


0138ミケーネ.jpg
「ライオンの門」がむかえてくれます。


0185ミケーネ.jpg
こちらがシュリーマンが掘ったことで有名な、円形墓地A
しかしここはシュリーマンが信じたような「アガメムノンの墓」ではないことが、その後あきらかになっています。


0159ミケーネ.jpg
丘の上にあるための眺望のよさが、この遺跡の魅力のひとつです。







第9位

ボロブドゥール

インドネシア


063ボロブドゥール.jpg
ジョグジャカルタ近郊に位置する、巨大な寺院遺跡。

大学時代に友達とメキシコへ行ったことはありましたが、1996年のこのインドネシア旅行は、僕にとって初めての一人で行く海外旅行でした。
中でもいちばん見たかったのが、このボロブドゥール遺跡です。


064ボロブドゥール.jpg
ピラミッド状の基壇のうえに、いくつもの仏塔(ストゥーパ)がたちならんでいる景色は、圧巻そのもの。


066ボロブドゥール.jpg
それぞれのストゥーパの中には仏像がはいっており、そのいくつかはこわれて仏像が露出しています。


074ボロブドゥール.jpg
みごとなレリーフも見られますね。







第8位

コパン

ホンジュラス マヤ文明


230コパン.jpg
ホンジュラスの西の外れに位置するこの遺跡。
近くの都市サン・ペドロ・スーラや、首都テグシガルパの治安は現在とんでもなく悪いので、国境を越えたグァテマラの都市、サヤスチェから日帰りもしくは1泊でおとずれるのが一般的です。
(とはいえ、グァテマラの治安も良いとは言いがたいですが・・・)。


142コパン石碑B.jpg
コパンの敷地内には、王の像とマヤ文字のきざまれた、こうした石碑がいくつもたてられています。
写真は石碑B。
コパンやキリグアでは、ふしめふしめにこうした石碑がたてられたようです。


180コパン碑文の階段.jpg
こちらは碑文の階段
ピラミッドの階段部分に、マヤ文字がびっしりと書きしるされています。


222コパン神殿16.jpg
コパン最大のピラミッド、神殿16。
あまりコパンにピラミッドのイメージはないのですが、いちおう建っています。







第7位

王家の谷

エジプト エジプト文明


071王家の谷.jpg
ここはひとつの遺跡・・・というにはちょっと異質ですね。
いくつもの墓の集合体です。


072王家の谷.jpg
そのうちのひとつの墓に入って撮った写真。
どの墓かは忘れました。
王ではなく、貴族の墓だったと思います。

当時は石室にこうした美しい壁画をもつ墓を、いくつも見学できたのですが、現在どうなっているかは不明です。


045ツタンカーメンのマスク.jpg
この王家の谷で発見されたうち、最も有名な遺品が、もちろんツタンカーメン王の「黄金のマスク」。
当時はツタンカーメンの墓に遺体が安置されていたと思いましたが、これも現状どうなっているか・・・。

小学生当時の僕は、ハワード・カーターによるツタンカーメン王墓発掘の本を読み、今にもミイラがそこにあらわれそうな気がして、眠れなくなったものでした(笑)。
でも、思い返せばそれが考古学への目ざめでしたね。


106ルクソール神殿.jpg
王家の谷への拠点となる、ルクソール市にあるルクソール神殿。
王家の谷単体ではなく、ルクソール東岸にあるカルナックやこのルクソールといった神殿もふくめて、ルクソールの遺跡めぐりととらえたほうがいいでしょうね。






第6位

ポンペイ

イタリア ローマ文明


0254ポンペイ.jpg
いわずと知れた、ローマ文明を代表する遺跡、ポンペイ。
多くの方にとっては、この遺跡こそが世界ナンバーワンでしょうね。


0289スタビア浴場.jpg
いくつかの浴場ものこっています。
こちらはスタビア浴場。
マンガ『テルマエ・ロマエ』で有名になったように、ローマ人はお風呂大好きだったみたいです。


0281避難者の園.jpg
「避難者の園」では、火砕流にのみこまれた遺体が熱で蒸発したあとにできた空洞に、石こうをながしこむことで、被害者の最後の瞬間をつたえています。
ちょっとリアルすぎて、胸をつかれるような光景ですね。


0323秘儀荘.jpg
「秘儀荘」のように、色あざやかな壁画がのこる家もあります。
(もちろん修復はされていますが)






6~10位では、ヨーロッパの有名遺跡が2つランクインしました。
次回はいよいよ最終回。
1位を獲るのは、「あの」遺跡でしょうか?



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この記事へのコメント

2021年02月07日 00:28
こんばんは~
さすが10位から6位ですね
すごいところばかりです!

私は どこも行ったことがありませんが
ツタンカーメンのマスクは 観たことがあります!
エジプト展に出展されましたよね
2021年02月07日 10:23
こんにちは

ポンペイは行きました、この当時でも狭い道で歩道が確保されていましたね
娼婦の店への道標も教もてくれました。
家ニスタ
2021年02月07日 12:07
おとめさん、こんにちは。
この順位になると、さすがに有名どころばかりになりましたね。
ツタンカーメンのマスクをごらんになったんですか!
だとすると最初の「ツタンカーメン展」のときですね。
その後門外不出になってしまい、二度と日本に来ることはないようです。
貴重な瞬間を目撃されましたね。
僕は1984年の「黄金のファラオ展」が最初に見たエジプト展ですが、このときは「プスセンネス1世」の黄金のマスクが出展されていました。
ツタンカーメンのものより有名ではないですが、こちらも門外不出になり、もう直接エジプトに行く以外に見ることはできないようです。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2021年02月07日 12:11
poniesさん、こんにちは。
ポンペイへ行かれたんですね。
道がきれいにのこっていて、馬車のわだちのあとまであり、当時の人の生活を感じとることができますね。
居酒屋に洗濯屋、娼家まであり、なんでもそろった町だったようですね。
コメントありがとうございます。
2021年02月08日 20:50
有名どころが出てきましたね。
ルクソールの王家の谷は、ロマンがあります。私も行ってみたいと思いながら行けてないです。やはり、エジプトは暑さや治安など少し過酷さがありますよね。
ボロブドゥールもまだです。
これから行けるのか、少し疑問ですが。
ポンペイは行きましたね。懐かしさもありますが、疲れてダラダラと歩いてしまった記憶があります。今の目でまた見てみたいです。

さあ、残るはTOP5ですか。
メキシコ・ギリシャが、まだ来そうかな。
中東が無いとすると、シチリアも好きなのですが。意外に中国が出ていないですよね。と、いろいろと想像してしまいます。
家ニスタ
2021年02月09日 00:00
ミクミティさん、こんばんは。
ランキングもこのへんになると、だんだん有名どころが増えてきます。
エジプトの治安は今どうなんでしょうね。
だいぶ前に行ったので、ちょっと今の状況はわからないんですが・・・。
暑さより砂ぼこりや、土産物店やホテルの客引きのしつこさに閉口した記憶があります。
エジプトにくらべるとインドネシアは飛行機の所要時間も短いですし、ぜひボロブドゥールは見ていただきたいと思います。
TOP5にどこが来るのか・・・もう少々お待ちください。
いつもコメントありがとうございます。
おとめ
2021年02月09日 00:05
再び こんばんは~
あぁ…
勘違いしてました…
私も 1984年に 西武美術館で観たので
ツタンカーメンではなかったですね…

多分 ツタンカーメンのマスクは 昔
母が観に行って ものすごい人混みだったと
話してたのを思い出しました
家ニスタ
2021年02月10日 00:42
おとめさん、こんばんは。
そうでしたか。
プスセンネス1世のマスクは、ツタンカーメンのものにくらべると若干美しさで劣りますが、こちらも貴重なものですよ。
以前、このブログでプスセンネスのマスク(https://tabi-shiro.at.webry.info/201004/article_2.html)をご紹介してますので、よろしければごらんください。
いつもコメントありがとうございます。
2021年02月12日 11:43
さすが、これだけ上位になると、
私たちに馴染み深い有名遺跡が、ずらりと
並ぶ事になりますね。中でも、ポンペイ遺跡は
実際に見学してるので、とても懐かしい気がしました。
私は飛行機嫌いなので、長いフライトを避けてるんですが、
ちょっとした気の迷いから、一度だけヨーロッパ旅行などに
出かけた事がありまして、その時の楽しい思い出や、
飛行機が怖かったことなどを思い出しました。
家ニスタ
2021年02月12日 22:32
yasuhikoさん、こんばんは。
yasuhikoさんもポンペイ行かれましたか。
飛行機が苦手でいらっしゃるのは、残念なことですね。
僕の友達も飛行機嫌いの人がいますが、あれは何度も乗れば慣れる、というものではないようですね。
でも一度はヨーロッパへ行かれて、良い思い出が出来たのなら、よかったですね。
いつもコメントありがとうございます。
2021年02月14日 22:52
僕も小学校の頃、シュリーマン、ツタンカーメン、ポンペイといったお話を聞いて歴史系が好きになりました^^そこからギリシャ神話や千一夜などの本にのめり込んでいました。。さすがに上位になるとこれらが入ってきますねえ^^
家ニスタ
2021年02月14日 23:21
つとつとさん、こんばんは。
小学校3年くらいでしたか、ハワード・カーターのツタンカーメン発掘記の本(子供版)を夢中になって読みました。
本文にも書きましたが、あまり夢中になりすぎてミイラが出てこないか怖くなり、眠れなくなったのでしたが・・・。
あれが原体験だったと思います。
それからすぐに、インカやカンボジアのクメール文明にたいする興味も出てきました。
実はローマやギリシャの文明に興味が出てきたのは比較的さいきんのことです。
ですから若いときは、あまりポンペイへ行きたいといった欲求はなかったですね。
いつもコメントありがとうございます