グレートジャーニー展へ行ってきました

先日、東京・上野の国立科学博物館で開催中の、『グレートジャーニー 人類の旅』展に行ってまいりました。

画像


グレートジャーニーとは、アフリカでうぶ声をあげ、ユーラシアをとおって、遠く南アメリカ大陸の最南端まで到達した、人類の壮大な旅のことです。
探検家・医師の関野吉晴さんが、この逆ルートを人力だけをつかってたどったことで、有名になりましたね。

展示は関野さんの監修のもと、人類のくらす4つの過酷な環境、熱帯雨林・高地・極北・乾燥地帯のゾーンに分けて、それぞれの土地に暮らす人類の知恵や生き方を、紹介してあります。

熱帯雨林地方の展示の目玉が、エクアドル・アマゾンに住むヒバロ族のつくった、干し首であります。
これは、かつて僕がエクアドル・クエンカの中央銀行博物館で、見ようとして見れなかったものです。
ようやく対面がかないました。

干し首って、中の頭蓋骨をぬいてほっといたら自然に乾燥して、あんなに小さくなるのかと思っていたら、じつは余った皮を中にまきこんだり、顔の裏側をなめしたり、唇をととのえたりと、意外に手間がかかるものなんですねー。
このあたり、単に戦さに勝ったあかしとして首をとってきた、というだけじゃなく、首を狩るというのが重要な宗教儀式の一環なのだ、というのがうかがえます。

しかし19世紀の終わりから20世紀のはじめにかけて、欧米からの旅行者があまりに興味をしめすので、みやげ物として売っていたという話を聞くと、ちょっとぞっとしました。
みやげ物にするために首を狩られていた人がいたとしたら・・・。

乾燥地帯の目玉が、南米・チリのチンチョロのミイラです。
5000年前のものといいますから、エジプトをしのぎ、人の手がくわえられたミイラとしては人類最古ですねー。
体に心棒がいれられていたり、マスクをかぶせたり、パテをぬったりと、こちらもかなり手がこんだ作り方をしているのが印象的でした。
チリのアタカマ周辺というと、地球上で有数の乾燥地帯ですから、ほっとけばミイラになるような気もしますが・・・。

僕が行った日はちょうど、関野吉晴さんがいらしていて、講演会をやっていらしゃいました。
お話を聞くことができてLUCKY!

ところで日本の博物館といえば、特別展は撮影禁止というのが相場なので、この日はカメラを持っていきませんでした。
ところが、行ってみると「干し首・ミイラ・映像以外は撮影OK」と書いてあるじゃあーりませんか!
残念!こんなことならカメラを持っていくんだった・・・。



グレートジャーニー人類5万キロの旅(5) [ 関野吉晴 ]
楽天ブックス
聖なるチベットから、人類発祥の地アフリカへ 角川文庫 関野吉晴 角川書店 角川グループホールデ発行年


楽天市場 by グレートジャーニー人類5万キロの旅(5) [ 関野吉晴 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル





グレートジャーニー人類5万キロの旅(4) [ 関野吉晴 ]
楽天ブックス
厳寒のツンドラ、モンゴル運命の少女との出会い 角川文庫 関野吉晴 角川書店 角川グループホールデ発行


楽天市場 by グレートジャーニー人類5万キロの旅(4) [ 関野吉晴 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル





グレートジャーニー人類5万キロの旅(2) [ 関野吉晴 ]
楽天ブックス
灼熱の赤道直下から白夜のアラスカへ 角川文庫 関野吉晴 角川書店 角川グループホールデ発行年月:20


楽天市場 by グレートジャーニー人類5万キロの旅(2) [ 関野吉晴 ] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



"グレートジャーニー展へ行ってきました" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント