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zoom RSS 『ラオス 竜の奇跡』を見てきました

<<   作成日時 : 2017/07/06 23:31   >>

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上映中の映画、『ラオス 竜の奇跡』を見るため、有楽町スバル座へ行ってまいりました。


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初の日本×ラオス合作であるというこの映画。
東南アジア発の映画には、去年の同時期に見たカンボジア映画、シアター・プノンペンなど、近年佳作が増えてきています。
さて、今回の映画はどんな仕上がりになっているでしょうか。


映画はラオスの雄大な自然にふさわしく、きわめてゆっくりとしたテンポで進んでいきます。
現代映画には珍しいほどのゆったりとしたリズムは、日本人監督熊沢誓人の資質によるものか、ラオス人スタッフのそれによるものかは、ちょっとわかりません。

ラオスの息をのむほどの美しい風景が、全編に散りばめられています。
もっとも、主人公ノイは55年前のラオスにタイムスリップしたという設定ですので、現在こうした風景はラオスでも失われつつあるのかもしれません。

主人公ノイは突然55年前にタイムスリップしても、それほどあわてることなく順応していきます。
映画自体この強引な設定以外にSF色はまったくなく、とくに説明されることもなく話はすすんでいきます。


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風景の美しさと同様特筆すべきは、“ラオスのこじはる”、主人公ノイ役のティダー・シティサイの美しさです。
ラオスのトップモデルで、2012年のミスラオス2位。今回が映画初出演だそうです。
現代っ子らしさの中にも純朴さを失わない、そんなラオスの女の子を好演しています。


映画を見ているうち、そのゆったりとしたテンポにすっかり同調し、自分も55年前のラオスにいるような気分になってきます。
テレビもエアコンもなくても、こんな美しい風景の中で暮らせたらどんなに幸せだろう、と思わされます。

ラオスの自然の雄大さ、包みこむようなゆったりとしたリズム、ヒロインの美しさ・・・。
いい映画の要素は確実に備えているのですけれど、ひとつだけ気になるのは、タイムスリップという強引な設定が、どうしても必要だったのか、ということです。

『シアター・プノンペン』も現代と過去を結ぶ話だったのですけれど、そんなSFじみた設定など持ちださずとも、みごとに過去が現在とどうつながっているかを描きだしていました。
もっとも、その場合は親子二代にまたがる話となり、話の規模が大きくなりすぎるという問題はあるのですが・・・。

ラスト、ノイはやはり来たときとおなじように、なにごともなかったかのように現代にかえっていきます。
ただそのシーンはじつに幻想的で、美しいものでした。

強引な設定をあまり気にせず、ひたすらに映像の世界に身をゆだねることができれば、この映画はまちがいなく傑作といえると思います。

東南アジアの中では、数すくない僕の“行ったことのない国”であるラオス。
この映画を見て、ますます行きたくなりました。





★★★★☆
ホシ4つです。

〈観覧日:2017年6月29日(木)〉




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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
購読している新聞にて この作品を知りました
出演している日本人男性は まったく知らない俳優さん
でもHPであらすじを見て 是非見たくなりなりました

早速見られたとは よかったですね

ラオスのイメージは 以前見たドキュメンタリーで 大きな岩を高地に運ぶという習わしがあるという 岩の多い国という感じでした

日本人にと良く似ているラオスの人

もっと もっと ラオス文化について知りたいです

これから 更に ラオス映画が見る機会が増えることを期待します
メミコ
2017/07/07 09:56
メミコさん、こんばんは。
僕も日本人男性俳優のほうは、まったく知りませんでした。
ラオス映画は数が少ないと思いますので、なかなか日本で見る機会はないかもしれませんね・・・。
その中で今回の上映は、貴重な機会だと思いました。
ラオスは東南アジアの中で、数少ない行ったことのない国なんですけれど、ますます行きたい気持ちが強まってきました。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/07/07 23:02
55年前のラオスの風景、
興味ありますね。東南アジア発の映画が
近年目立ってレベルを上げているのは、
とても喜ばしい事だと思います。
合同映画という形で、日本の映画人が
関わっているのも、何だか嬉しいですね。
yasuhiko
2017/07/08 11:37
yasuhikoさん、こんばんは。
55年前のラオスとはいっても、撮影したのは最近ですので、現代のラオスの風景ということになります。
ラオス国内で自然のたくさん残っているところを選んで、ロケをしたのでしょう。
東南アジアの映画は、最近ほんとうにレベルがあがりました。
ただ、ラオスではまだ映画産業がそれほど育っていないので、日本との合作という形にしたようです。
いつもコメントありがとうございます。
家ニスタ
2017/07/08 23:06

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