『プライベート・ウォー』を見てきました

これもすでに上映が終了してしまった映画ですみません・・・。
『プライベート・ウォー』を見るため、渋谷のアップリンクへ行ってきました。

プライベート・ウォー.jpg

「黒眼帯の女性記者」で知られた米ジャーナリスト、メリー・コルヴィン
数かずの戦場にたち、迫真のレポートを送りつづけた彼女が、2012年にシリアで命を落とすまでをえがいた作品です。

今年の2月に僕が見に行った映画、『バハールの涙』でも、彼女をモデルにしたとおもわれる、黒眼帯の女性記者が出てきましたね。
あのときはフランス人設定でしたが・・・。

今回の監督は、『カルテル・ランド』や『ラッカは静かに虐殺されている』で知られるマシュー・ハイネマン。
僕はどちらも見ていますが、リアリティに徹し、結末に「救いがない」というのがこの監督のドキュメンタリーの特徴かと思いました。
(『ラッカ・・・』のほうがまだ多少の救いはありましたが・・・)
今回はこれまでのドキュメンタリーとちがい、劇映画になっていますが、さてどんな映画になっているでしょうか。



実話なので、とくにネタバレということもないので、ストーリーを書いていきますと・・・。
メリー・コルヴィンは常に実際に物事がおこっている場所に立つことを信条とする女性ジャーナリスト。
特に戦場からのレポートは評価が高く、ジャーナリズムの賞を何度も受賞している。

2001年にはスリランカ内戦の取材中、銃撃戦にまきこまれ、左目を失明してしまう。
それ以来、黒い眼帯がトレードマークになる。
しかし過酷な戦場の取材は徐々に彼女の精神をむしばんでいく。
PTSDと診断されたメリーは、入院し治療を続けるが、スター記者をうしないたくない出版社からのプレッシャーと、みずからの戦場へたちという思いをたちがたくなっていった。

そして周囲の反対を押し切り、「史上最悪の戦場」といわれたシリアに潜入したメリーは・・・。
というストーリー。


作中、メリー(ロザムンド・パイク)がPTSDであることを友人に指摘されながら、「あれは兵士のなるものだ」とかたくなに否定する場面がありますが、こうした戦場ジャーナリストも実際に戦う兵士同様
(ときにはそれ以上に)
過酷な経験をすることがあります。

欧米では、こうした危険をかえりみず取材するジャーナリストは英雄ですが、日本では「自己責任だ」などといわれ、批判的な目で見られることが多いようです。
シリアで武装組織に拘束・幽閉され、3年後に解放された安田純平さんに対して、国内でバッシングがまきおこったことは、記憶にあたらしいところです。

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