明治が早稲田をやぶり4年ぶり対抗戦V!

ともに6勝と全勝対決となった早明戦は36-7と明治の快勝で終わりました。
明治の対抗戦優勝は4年ぶりですが、そのときは帝京と2校優勝ですので、単独優勝となるとなんと1998年いらい21年ぶり(!)だそうです。

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早々にチケットが売りきれていたというこの試合。
僕も入手できず、TVでの観戦となりました。

巷のニュースでは、
「ワールドカップ効果で早明戦が完売」
なんていわれてましたが、去年の選手権優勝で気をよくした明治ファンが大挙して押しよせただけで、あんまりW杯関係ないと思うんですよねえ(笑)。
1980~90年代初頭のラグビーブームのときには、国立に6万人あつめてたのがこの試合ですから。

全勝対決といいつつ、明治が帝京、慶応を寄せつけなかったのに対して、早稲田は両者に辛勝。
これまでの経過を見れば、「明治のほうが力は上」のようには思えますが、そうした予想が通用しないのがこの伝統の一戦です。
僕も、下馬評と反対の結果になるのを何度も見てきました。
たとえ戦力的に明治のほうが充実しているとしても、けっして気を抜くことはできないのです。


実際の試合も、その通りに進んでいきました。
前半早々にLO箸本龍雅のトライで先制したときには、
「こりゃ意外と楽勝かなあ」
と思ったのですが、そこはさすが早稲田さんですね。
すぐに追いつき、明治は前半30分に山沢のPGで3点差をつけるのがやっと。

わずか3点差で前半をおり返したのは、力的に上のメイジとしては誤算。
とはいえ、試合前のインタビューで武井主将も
「がまん比べの勝負」といっていたように、選手たちはこうした展開を予想していたかもしれません。
そこは、さすがはワセダの粘り、というべきでしょう。

試合の流れが大きく明治にかたむいたのは、後半早々のHO武井主将のトライによってです。
またしてもBK並みの走力を見せつけた武井のトライは、時間帯の良さもあり、1トライという以上のダメージを相手にあたえたかもしれません。

そして後半6分、ラインアウトからモールを押しこんでふたたびHO武井がトライ。
ある程度差をつけられても、精神的に崩れず、最終的には僅差(あるいは勝ち)までもっていくのが、伝統的に早稲田さんの強さでした。
しかしこの日は、この時点でだいぶダメージを受けたように見えました。

その原因は、明治の“隙のなさ”。
伝統的に弱点だったラインアウトはLO片倉を中心にほぼ完ぺきに確保。
スクラムは押しこみ、早稲田にボールを保持され連続攻撃を受けても崩れないディフェンス。
結局、後半は相手にスコアをゆるさず、36-7で試合を終えました。

LO箸本龍雅がマンオブザマッチにえらばれましたが、まさに獅子奮迅の活躍で、みんな納得の結果でしょうね。
個人的には、箸本のフランカーを見てみたい。
サイズ的に(もちろん188㎝は日本のLOとしては小柄じゃないのですが・・・)、
日本代表のLOとしてはちょっと厳しいと思いますが、第3列なら姫野選手のようになれる可能性があると思います。


今日の試合だけを見れば「完勝」といっていい内容でしたが、大変なのはここからです。
帝京との試合には空席がめだったのに、早明戦が早々にチケット売り切れだったように、古くからの明治ファンには
「早稲田にさえ勝ちゃいい」
と思っている人が多いですが(笑)、もちろん一番だいじなのは大学選手権の連覇です。

選手権では天理、東海、そして立て直してくるだろう帝京と、早稲田以上の強敵がぞろぞろ待っています。
決しておごらず、気を抜かず、万全の準備で選手権にのぞんでもらいたいと思います。


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